▼7月例会(第449回)は、「夏休み子ども俳句教室」(京都市興聖寺)の主催者として参加。〈「国語力」社会貢献〉を目的に特定非営利活動法人「現代の教育問題研究所」の企画。参加者は幼児から小・中学生。保護者の応援もあり多数の参加者のもと充実した句会でした。

▼主な内容は、興聖寺の境内の自然と遊ぶ。かぶと虫と遊ぶ。住職望月宏済様の紙芝居を楽しむ。手作りの風鈴を作る。けん玉で遊ぶ。「俳句教室」で俳句を作る活動という多彩さ。

▼蝉の声を聞く、蝉の抜け殻を見つける、かぶと虫に触れる、桔梗や百日紅の花を見る、濃い緑の樹木を手で触る、手作り工作の経験が表現の意欲を高め、その高まりを待って俳句作り。

▼「五・七・五」の約束の説明から蝉時雨・夏野菜など季語にかかわる内容の説明。更に、「寺のにわ」を使って一句目をみんなで作る。慣れたところで各々自由に作品を作るという緩やかな展開。集中した雰囲気の中で俳句を作ることを楽しみました。

▼今回の「夏休み子ども俳句教室」にご後援賜りました京都市・京都市教育委員会・NHK京都放送局・KBS京都・京都新聞・朝日新聞京都総局・毎日新聞京都支局の皆様にお礼申し上げます。今回の企画及び運営・俳句指導等、好光幹雄さん(実行委員長)に大変お世話になりました。

▼巻頭には長谷川一郎先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)