▼6月例会(第448回)は、第6回「近江の国語実践研究会」(草津市まちづくりセンター)に参加しました。研究会の目的は、授業をする事前の共同研究及び授業実践の報告という内容で授業力を育てることです。今年度は、1年「じどうしゃくらべ」(梅野素子先生・本庄小)、6年「鳥獣戯画」(北川千絵先生・矢倉小)が教材研究と授業実践を引き受けました。

▼話題になったことは、@教材の特性と語彙について、A対話を通して授業を深めるということでした。@では、「しごと」「つくり」を始め、繰り返し出てくる語彙、内容理解には知識として知っておく語彙についての指導。Aでは、言語活動の日常化や教材と子どもの学びをどのようにつなぐかということについて参加者が文章の特性を含めて意見を交流しました。

▼実践講座「〈やってみよう〉と動き出す授業のネタ」を勝矢真一郎先生(伴谷東小)が音読や漢字指導について発表をしました。声を出すという簡単に見えることも繰り返すと確実に力が育つ姿を動画を通して理解を得ることができ、明日からの実践に役立つわくわくする講座でした。

▼「研究会に学ぶ」を吉永が担当し「深い学びを実感できる学習づくり」についてが内容。研究会の成果を、国語科の目標である、知識技能の習得と深い学びを授業で感じるという場と機会、方法についてまとめました。

▼巻頭には、長谷川一郎先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)