![]() ▼トークの話題は「全校遊び」縦割りのグループで遊びを考えるという内容。子ども達の気持ちは楽しく遊びたい、6年生に喜んでもらえるものしたいということで共通していた。遊びが具体的になると本音が出てくる。あるグループでは、鬼ごっこと全校大縄跳びに内容や題がしぼられていった。「得意でないので失敗すると迷惑がかかる」という子「上手になりたいので縄跳びがいい」等々。意見が渦巻く。 ▼トークの司会は5年生。1年生の気持ちを聞き出したり、発言が控え目な子に言い方のヒントを出し、発言を方向づけるなど、話し合いを導く司会をする子の巧みさが印象に残った。 ▼「5年生の司会を丁寧に指導しました」という裏話に興味を持った。トークの見本DVDを見て学習し、模擬トークを行い、司会者として自立できるようにと丁寧な指導を繰り返されたという。 ▼一度は司会の役割を果たすという緊張感と連帯感が子どもを育てるキーワードとなっているという思いを強くした全校トークであった。(吉永幸司) |