▼2月例会(第432回)は「第3回近江の国語実践研究会」(草津市まちづくりセンター)を開催・参加。研究主題「主体的・対話的な学習を支える教材研究・学習指導のあり方」について提案をした。

▼ミニ講話「学年末、国語教室をどのようにしめくくるか」。蜂屋正雄先生(矢倉小)は年間の国語教室のまとめとして言語活動の充実を図るために、読書や日記など言葉と生きる力に関わる内容を示唆し充実を促す内容であった。

▼実践発表及び研究協議では、「大造じいさんとガン」(5年)を鵜飼裕美先生(渋川小)が授業と子どもについて発表。司会者北川雅士先生(城南小)、助言者三上昌男先生(金田小)で研究を深めた。提案では、豊かに内容を理解するための適切な言語活動及び話し合いの方法について具体的な方法を求めて話し合いを深めることができた。深い学びについては、学習成果といえるものを子どもが自覚すること・言語力につながる語彙について関心を持たせることなど、「わかった」「面白かった」を越えるものを育てることの大事さについても議論が広がり研修を深めた。

▼研究会に学ぶ「主体的・対話的で深い学びのある授業づくり」について吉永がまとめを行った。「深い学び」は子どもの学習自覚から生まれるものであることをについて提案をした。

▼巻頭には、西村嘉人先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)