![]() ▼工藤直子さんの詩「双子の心」は「はい」から「いいえ」人間としての心の広さが伝わってくる。詩を読みながら、授業の場面を想像した。発問をする。様々に心が動く。「わかった」と「わからない」の双子の心の間にあるもの。それが教室を学びに彩る。 ▼「ごんぎつね」「海の命」「やまなし」を学ぶ教室を思い浮かべる。様々な言葉で自分の感動を伝えようとする子どもたち。読みが浅いと思える答えも読みが深いと感じる答えも「双子の心」としてその答えの奥を考えていると、どの発言も愛しくなってくる。 ▼詩「双子の心」は、人の考えや見方を優しくしてくれる。(吉永幸司) |