▼10月例会(第392回)の提案は北川さん(城南小)、海東さん(マキノ南小)。教材「ゆるやかにつながるインターネット」(光村5年)、「しりょうからわかったことを発表しよう」(光村3年)の教材研究。

▼「ゆるやかにつながるインターネット」は、10段落構成の文章。最初は、インターネットの一般論から、「ゆるやかなつながり」をさらに広げたり深めたりする機会をもたらすという観点から、世代や距離を超え未知の人とつながることと、危うさがあることとを述べている。学習活動の始まりとして、題名に着目して、インターネットの特色などの理解を通して、情報モラルにまで考えを広げることについて研究協議をした。特に、身近な例に置き換えることをどのような観点から指導をし、深めていくかを考えた。

▼「しりょうからわかったことを発表しよう」については、「人気のあるスポーツ」を調べた結果をグラフにまとめて資料を発表する原稿をもとに、自分たちの発表力を高めるにはどうしたらよいかということについて考えを深めた。特に、話すこと・聞くことの力を育てるには、言語活動が有機的に関連しあうことの大切さと、聞く活動を意識して取り入れることについて課題を深めた。

▼巻頭には、坂井辰美先生から玉稿を頂きました。深謝。 (吉永幸司)