▼7月例会(第389回)は「第42回国語研究集団合同研究会」(アープしが)に参加。研究会のテーマは「子どものコミュニケーションを高める学習の創造」。参加団体は、竹の会・東風の会・さざなみ国語教室の3集団。

▼提案と主な協議は次の通り。
(1) 「聴き合い、話し合いを通して、自分の読みを深める授業をめざして」若松俊介教諭(京都教育大附属桃山小学校)
(2) 「自分の思いを適切に表現する力を育むことをめざして」南波さくら教諭(神戸市福池小学校)
(3) 「どの子も力がつく国語の授業をめざして」藤井隆一教諭(滋賀県治田小学校)
 提案を受けて協議(1)では、ひとり学習の学びの学習成果について手順や方法が話題になった。子ども自らが問いを持つことの大切さや問いの生かし方を考えあった。
 協議(2)では、単元「歌人になろう」を巡って、短歌の作り方や生かし方、鑑賞方法が協議の中心になった。作品を学習する過程や単元を貫く言語活動の基本的な考え方などについて話題が広がった。
 協議(3)では、学習用語を巡って指導のあり方が話題になった。「場面」といいう用語を教えることとひとりひとりを生かすことについて幅広い意見が交わされた。
また、講演は演題「国語力は人間力」を吉永が行った。(吉永幸司)