![]() ○解説文を書くことを目的に、全体と部分を丁寧に読み分け、あらすじ、人物関係図、おもしろさをまとめるなど多様な言語活動で読みの力をつけた実践であった。 ○扉の言葉を順に読み取り、ふたりの紳士と山猫の関係を叙述に即して読み取り、おもしろさについて読みを深めたこと。 ○解説文ノートをもとに宮沢賢治の他の作品について読みを広げることができた。解説文と紹介文の違いについても議論を深めた。 ▼三上さん(沖島小)は「俳句をつくる」学習活動を提案した。季語を知ること、俳句をつくることを目的に俳句日記を書くことが意欲を高め、更に、俳句にするという手順である。特に、俳句日記という方法は、短い日記からキーワードをつなぐというところが魅力で俳句に親しむ方法である。 ▼蜂屋さん(琵琶湖博物館)は、説明の理解の仕方を、アンケートをしてまとめた内容の報告。説明のキーワードを意識させることの効果や成果は新鮮な内容であった。 ▼巻頭には角田智保先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司) |