▼7月例会(第365回)の提案は藤井さん(治田小)。研究教材「ゆうすげ村の小さな旅館」(3年東書)。

▼単元目標「場面の移り変わりに気をつけて読み、あらすじをまとめる」を次のように指導をした。
○あらすじについて理解を深める。
○「ゆうすげ村の小さな旅館」を読み、物語の展開を理解する。
○あらすじの書き方を理解する。
○自分が読んでいる本のあらすじを書く。

▼授業ビデオと授業記録を資料にして授業研究を行った。話題になったのは次のことであった。
○授業の目標があらすじを書くことに向いていたが、内容の読み取りの面白さとの関わりはどのようになっているのか。子どもの学習目的(あらすじを書く)について。
○1時間の授業における子どもの発言と関わり方の意味とその取り上げ方の適切さを関連づける。
○あらすじを書く力が育ったということの観点を明確にする。

▼さざなみ句会高点句。大の字に寝転んでみる夏座敷(高野) 玉の汗ぬぐい喧嘩の言い訳す(好光) 夏日暮れ微かに風の生き返る(常諾) サイダーの泡の向こうに子の笑顔(谷口) おっちゃんの腕の太さよかき氷(岡嶋) 幼な子の寝言寝返り昼寝かな(森) 絵日記に漢字も混じる夏休み(吉永)

▼今月号の巻頭は、高野さんが担当しました。(吉永幸司)