▼4月例会(第362回)の提案は西村さん(旭森小)。

▼研究主題「つながりを育む『ことばの学校』の創造」。文科省・彦根市より「外国語活動における教材の効果的な活用及び評価のあり方に関する実践的研究事業」を受けている。外国語学習の研究成果を国語力と絡めながら言葉の力を育てる学校を目指すという。「ことばの学校」で育つ子ども像は、積極的に話そうとする、積極的に聞こうとする、コミュニケーション能力を育てることの意味と実践方法について今後の計画が主な内容であった。

▼「さざなみ国語教室」の平成24年度の研究内容と提案については、「楽しい」をキーワードにした。学習活動の楽しさは、国語力の育成を基本にすることや目標と評価の一体化など実践的方法を生み出そうという意図である。

▼研究会の後半は、新学期を迎えて学級経営、教科指導についてどのような実践をしたかということや、言語力を育てる授業の実践を交流した。
▼さざなみ句会高点句。線路端汽笛呑み込み山笑う(伊庭) 我もまた小さき者なり桜草(谷口) 桜雨月光菩薩の凛として(川那部) 取れたての筍の香と母来る(西村) いつまでも若きままなり春の夢(岡嶋) 若葉雨貴方と歩いた石畳(好光) 蒲公英の根っこの長さガキ大将(吉永)

▼巻頭には、奥村豊美先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)