▼3月例会(第349回)提案は谷口さん(竜王西小)。研究主題「人間の生き方をえがいた作品を読もう」(愛を運ぶ人マザーテレサ)。提案の趣旨は、学習活動としてポスターセッションによる報告。自らの読書生活を広げることを目的にした単元構成。
@伝記を読むことを目的にした読書計画を立てる。
A複数の教材によるポスターセッションの素地つくり。
Bキャッチコピーや年表を主としたポスターセッションの実施。
 ポスターセッションの形態で報告を行うことを目的にした試みや学習活動例に話題が集まった。

▼指導案の文言に曖昧さがないかどうかについても考えを交流した。たとえば「人物の生き方について考えを持つ」というように示した場合、「生き方について考えの持ち方を指導する」と「考えを持ってそれを交流する」ということでは授業の仕組みが変わってくる。「大事なこと」「わかりやすく」などについても吟味をし考えを深めた。

▼さざなみ句会高点句。風光るキャッチャーミット一直線(高野) 春の雪地震のまちにも容赦なく(常諾) できぬことまたやればいいチューリップ(北島) 無人駅紅梅咲いてバスを待つ(中嶋) 一年生満点ばかりの小試験(吉永)

▼巻頭には、大塚富章先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)