![]() ▼実践提案は西村さん。西村さんの実践の強みは、子どもの学習力を見定めて、授業構成を考えられることである。そのため次のような配慮がある。 ○話し合い形式の学習では、思いつきの発言でなく、根拠を持って考えをまとめることが基盤にあるので、深まりがある。 ○一人一人の読み方、考え方を把握して、話し合いを進めているので、個々の子どもの学習満足感が大きいこと。 ○速読、書き込み、一人学習などの多彩な学習方法を織り込み、学習することの喜びを育てる。 ▼実技講座は、海東さん・谷口さんが行った。海東さんは、東君平の詩を活用した指導。聞き手参加の読み聞かせの方法を提案した。谷口さんは、「マザー・テレサ」(伝記)をもとに、読解、年譜作り、複数教材の比べ読み、更に、キャッチコピー作り等へ広げる指導方法を提案した。 ▼吉永は、授業記録の読み方について提案をした。 ▼巻頭には大谷弘先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司) |