▼4月例会(第338回)は常諾さんの提案と平成22年度研究テーマ。それに授業のネタづくり。

▼常諾さんは研究主題「人と豊かに関わる力を備えた子どもの育成」を提案。自分の考えを説明する力を育てる授業づくりについて、次の仮説をもとにた実践研究。
○自分の考えを説明する力を育てる手立てを考え授業を創る。
○説明する力の基礎ともなる「語彙力」を養う。
○温かい集団にづくりをする。
 研究の成果は、「比較して気づかせる」「書きたい内容の蓄え」「色々な場面の活用」など、これからの教育課題に応えるものであった。特に、比較を意図したワークシートに工夫があり、成果を上げる校内研究の実践であった。

▼平成22年度の研究主題は「国語科の授業改善」である。学級や学校の実態をもとにして、授業のどこに着目するかということや、授業の工夫など指導方法の検討を求める実践報告を課題にした。

▼さざなみ句会高点句。背を隠す通学かばんや入学子(中嶋) おっちゃんと呼ぶ新入生指導する(箕浦) 山笑う淡い絵の具で加筆する(廣瀬) いつまでも先生が鬼春の空(弓削) 平仮名の大きな名札入学す(高野) 夜桜へ急ぐネクタイ外しけり(吉永)

▼巻頭には、村田昇先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)