![]() ▼研究主題「国語学習でつける基礎力とは」。日頃、学習指導で大事にしてきたこと、繰り返してきとことは次のことである。 ○「読む」学習準備をする。(必要に応じて辞典を使う) ○気になる表現に傍線を引く。(言葉を吟味する) ○付箋を貼って考えを書き込む。(自分の内部で会話する) ○学習ノートに考えをまとめる。(付箋等を見直し話せるように考えを書く) ▼教材「海の命」では、「海のめぐみ ・ 千びきに一ぴき ・ 海にかえりましたか ・ おとうここにおられたのですか」をキーワードに、一人学習で読みを深めた。授業では、自分の考えをまとめて発表をするという形式であった。一人一人が、幅広く、深く太一やクエについて考えを述べ深め合うものであった。完成度が高く深まりがある発表が多かった。 ▼さざなみ句会高点句。部屋中の空気まで入れ雛納め(西村) 明日からは他人の机弥生尽(常諾) 評判の蕎麦屋に名士の色紙あり(中嶋) 終点は杏の香り縄電車(好光) 腕白も正しき姿卒業歌(北島) 筆の花どんな抱負を記そうか(高野) 常のごと兎に餌やる卒業子(吉永) ▼巻頭には、光成直美先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司) |