▼5月例会(第327回)の提案は森さん(田上小)。

「チクチク言葉・ふわふわ言葉」の実践を振り返り考えるーーを主題に言語環境を大事にした学校経営について提案した。その概要は次の通りである。
(1) 生徒指導主任の提案による言葉の暴力について考える。「ちくちく言葉」は心を傷つける言葉、「ふわふわ言葉」は心を温める言葉と位置づけ問題を提起。
(2) 教務部会の保護者アンケートにより、言葉遣いに関心が高いことを確認し必要性の共通理解。
(3) 職員打ち合わせにおける先行実践の紹介による意識の涵養。
(4) 人権教育強調月間の実践提起。
(5) 情報提供と具体的実践。
以上のことをもとに、言葉について豊富な資料と実践と理論をもとに協議を深めた。その中で職員室の言葉に話題が広がった。

▼教材研究は「じっと見ていると」(高田敏子)。「見ていたら」「聞こえてくるいろんなことば」等について意見を交流した。

▼さざなみ句会高点句。蹴りだしたボールの行方夏来る(高野) 風五月ヨット湖面を滑走す(中嶋) かけっこが速くなったよ鯉幟(北島) そら豆の天に矛向むけ育ちゆく(川那部) 衣更え少女は長き足を組む(森) 足だけを見せ傘の列梅雨に入る(吉永)

▼巻頭には、飯田祐次先生より玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)