▼6月例会(第304回)の提案は中嶋さん(河瀬小)。「学級討論会をしよう」(光村6上)。

▼「学級討論会をしよう」は相手の意図を聞き取り、自分の主張を伝えることが目標。「動物園にいる動物は幸せか」や「ユニホームを決める時、白と黒なら白がよい」をテーマにした討論で指導の方向と子どもの実態について協議を深めた。

▼討論や話し合いで大事なことは、相手の意図をしっかりと理解し、それについて意見を交わし合うことである。しかし、多くは自分が理解をしたように相手が理解していると思い込み納得していることが多い。相手は何を伝えようとしているのかということを前提に質問して、広げ深めることが話し合い活動では大事である。
 国語の授業は、話題について興味を持つのは当然であるが、技能として何を指導するかということを明確にすることが大事であることを共通理解をした。

▼さざなみ句会高点句。石段を登り切ったる初夏の風(三上) かたつむり次の一手は思案中(北島) 夏キャベツ光るしずくとともに切る(中嶋) 曇天の月曜ツバメ低く飛ぶ(池崎) 水たまり紫陽花映して万華鏡(岡嶋) 折り紙の金魚も眠たい五時間目(吉永)

▼巻頭には川嶌順次郎先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)