▼1月例会(第299回)の提案は蜂屋さん(笠縫東小)。研究教材「もうどう犬の訓練」(東書3年)

▼「国語力」を育てる実践の工夫をどうするかについて考えると、体験や新聞作りという活動を考える。子ども達が意欲的な姿を描くのに時間はかからない。しかし、言語力を育てることとどのように関連を持たせるのかというのが、今回の研究の中心話題であった。

▼目標は「何がどういう順序で書かれているか、段落の内容に気をつけて読む」である。これには「何が・段落の内容」が指導内容である。これをしっかり指導すれば「もうどう犬の訓練」の内容が理解できるという筋道で指導を積み上げるのが授業である。文をしっかり読むということについてしっかりと理解をさせる授業の構築が大事であるということで研究会の成果を共有した。

▼研究会の後半は、ノート指導の方法について実践を交流した。何時書かせるのか、ノートの形式・大きさ・行間・罫線かマス目かなど教育効果を考えあった。

▼さざなみ句会高点句。正座した小さき手の中お年玉(海東) 幾千年つなぐ命や寒椿(杉澤) 豊作の冬菜抱えて父見舞う(三上) 志高くあれよと福寿草(池崎) 木枯らしや広い屋上駐車場(吉永)

▼巻頭には塚田博教先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)