読書のよさを感じ取らせる読みと話し合い
杉 澤 周 一

 5年の1学期の終わりに、読書について学習した。

【学習目標】
[国語への関心・意欲・態度]
・読書のねうちについて考え、自分の読書の範囲を広げ、思いや考えをもつことができる。
[読む能力]
・作品から伝わってくることや考えたことについて、友だちの読みと比べながら広めたり深めたりすることができる。
[言語…]略

【学習計画】
@ 5年で自分が読んだ本や図書室にある本の種別を確かめる。読書のよさについて話し合う。
A 物語「手紙」(大阪書籍5上)を読む。
B 物語「手紙」を読み,伝わってくることや考えたことについて話し合い、自分なりにまとめる。
C ノンフィクション「森を育てる漁師の話」を読み、伝わってくることや考えたことについて自分なりにまとめる。
D 読書のよさについて話し合い、夏休みに読むジャンルや内容を決めて本を選ぶ。

 @D時で、読書のよさについて次のようなことを挙げた。(抜粋)

 新しい言葉の発見がある。 作文がうまくなる。 空想の世界に入り込める。 登場人物といっしょに笑ったり悲しんだりできる。 空想の世界に入り込める。 時間を忘れる。 テレビにはない感動や作者の気持ちがある。 想像力がつく。 集中力が高まる。 心が落ち着く。 心がやさしくなる。 笑って元気になれる。 たくさんの物語に出会える。 いろんな物事への関心がもてる。 知らないことを知ることができる。 いろいろなありがたみがわかる。 自然の大切さがわかる。 命の大切さがわかる。 昔や未来について考えさせる。 昔のことがわかる。 夢のようなことを楽しめる。 ひまつぶしになる。 場所に関係なく読める。

 次のような表現をする子がいた。「本は、私の宝物」「本は、心の栄養
 これを真似て全員が「本は、…」を書いた。その抜粋。

 親友  友だち  私の夢  夢をふくらませる一歩  夢と希望  言葉の宝庫  心のエネルギー   心のスタミナ  頭の栄養  明るい光  まぶしい太陽  はげましの元  ぼくの頭  頭の体操  大切な力  頭と心に必要なもの成長を手伝ってくれるもの  不思議発見のかぎ  一週間に一度の習い事  予想不可能の冒険

 これらを全員が手を挙げるのを待ちながら順次、発表させた。
 そして、第@時のプリントにこれから読みたいと思う本のジャンルや内容に☆印をさせて授業を終わった。
(能登川町立能登川西小)