![]() ▼この投書が心に残ったのは、孫の電話に一生懸命に答える女性の姿である。この子はおそらく総合的な学習の時間の課題として調べていたのであろう。今の時代と違う昔の様子を電話で聞き、祖母に確かめ、得意になって教室で紹介したであろう様子が想像できる。 ▼開かれた学校とか地域の教育力が話題になる。それは難しいことではない。教室に高齢者や地域の人に学ぶという雰囲気が育っていくことであろう。 ▼女性の投書は「最近、孫は昔の道具や暮らしのことをよく聞いてくる。私は孫のためにもできるだけ多くの質問に答えようと元気がでたきた」と結んでいた。学ぶことが多い投書であった。(吉永幸司) |