つぶやきを言葉に 2
中 嶋 芳 弘
「ふたつの文があるけれど、どんな文とどんな文かな。」 「ああ、わかった。」 つぶやきが聞こえた。 「見たことと言うか。本当のことかな。それと、思ったこと。」 「私もいっしょで、事実と考えたことが書いてある。」
そして、それを班の中で読み合い感想を書き込んでもらったり、気に入った作品を写させてもらったりする時間をとった。 四つ切りの画用紙でできた「白いノート」は、自分の作品と友だちの感想とお気に入りの作品でいっぱいになった。 学習の最後は、お気に入りの一作をパソコンを使って清書。もっと時間がとれたら、さし絵も入れて、きれいな学級文集を作りたいところであったが、今回は子どもたちが打ち込んだのものを集めて、一枚文集に仕上げて配布することにした。 子どもたちの作品から、いくつか紹介しておきたい。
(彦根市立旭森小)
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