![]() ▼研究主題「態度・工夫・記述で書くことを評価するー一人ひとりの成長を確かめる評価のあり方」について。「心に残った場面を生き生きと」という目標を設定し、文例「さよならの時間」(教出)をもとにした実践。 ▼伊庭さんは「進んで書く」「書く場面を選ぶ」「深く考えたことや心の動きを書く」「段落」などを具体目標に設定し、一人一人の態度や工夫を評価するという方法で指導をつみあげてきた。 ▼主な学習過程(全17時間)は次の通りであった。 ○学習のめあてを確かめ教材文から組み立て表を作る。(題材を探す・作文をふりかえる・作文の工夫を考える・段落構成について考える) ○組み立て表をもとに、作文の下書きをする。(組み立て表を作る・作文を書く) ○パソコンを使って作文を清書する。(下書きを見ながら清書をする。読み直して間違いを正す) ○作文を読み返し、感想を交流する。(文集を読み合い感想を交流する・学習を振り返る) ▼育てたい力は何か、作文の話題、内容について、作品と作文の技能の習得の方向と評価との関わりについて協議し深めた。 ▼巻頭には、北尾正幸先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司) |