▼6月例会の提案は好光さん。「話すこと・聞くこと」の評価について。

▼提案は単元「きみもスピーチ名人になろう」(6年)
 4年生にスピーチの仕方を教えるということを目的に、グループでビデオを作るというのが主な学習活動であった。
(1) スピーチで気をつけることを共通理解する。(4年生に教える内容になる)
(2) グループごとにシナリオを作る相談をする。
(3) シナリオをもとにグループでビデオを作る。

▼協議では、学習活動の意味と評価についてを話題に深めた。
○学習目的と活動
○子どもの目的意識と素材
○自己評価力について
等について考え合った。

▼金杉昭一先生(東京国際大)からは「小中学校国語科教育の関連」についての講話を拝聴した。 小中の一貫した指導が求められているのに互いの指導の実態を知らないことが多い。中学校の立場から、小学校でこれだけはというものは何かを教えて欲しいという願いに答えて「言葉って不思議なものだ、言葉のことをもっと知りたいという子どもを育てる」ことついてお話頂いた。

▼巻頭には、村上誠先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)