▼4月例会(第242回)の提案は高野さん(仰木の里小)。教育課程の構想と展開について。

▼教育課程の構想を教育目標や実践の方向について、時間割や学校行事、情報教育などを含め、望ましいあり方の実践理論が主な内容。特に、情報教育については、環境も整備され、充実の方向に進んでいる。

▼提案を巡って、会員がそれぞれに学校の2002年の取り組みの情報の交換を行った。少人数の取り組み、菜の花プラン、「総合的な学習の時間」の取り組み、基礎基本の考え方、情報教育の取り組み 校内研究・研修など話題は多岐にわたった。

▼ 本年度より学校週5日制の完全実施で、教育の新展開が期待されている。体験重視、基礎学力の確実な定着など求められるハードルも高い。提案を巡り、学校としてどのようにこの課題に取り組んでいるかということについても内容の濃い協議になった。

▼今年度の研究方向についても確認をした。自己評価や絶対評価など評価についての様々な議論が行われていると現代の課題にどのように取り組むかについて関心が高まっている。授業でどのように評価の考え方を取り入れるか。あるいは、自己評価の力をどのように育てるかを本年度の研究テーマにした。

▼巻頭には、中川慎一先生より玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)