▼2月例会(第240回)は、大津市勤労福祉センターを会場に、「第12回新しい国語の授業研究会」と合同で開催。

▼研究発表「子ども科学番組わくわくステーションー学んだことをわかりやすく伝える」(好光幹雄・堅田小)、司会・杉澤周一、助言・常諾真教の各氏。

▼パネルディスカッションのテーマは「新しい国語科授業をどうスタートするか」。パネリストは、蜂屋正雄、海東貴利、三上昌男、西村嘉人。司会・中嶋芳弘、森邦博の各氏。

▼研究会で話題になったことを列挙すると、次のようになる。
○年間計画をしっかりと考えて、どんな力を育てようとしているか、今はどう育っているかということについての見通しがある授業をすることが大切である。
○子どもの求める学習の範囲は広がっていくので、それに応える教材開発が必要である。
○指導目標を明確にしておくことが学習活動の意味をはっきりさせることにつながっていく。評価と関わって具体化していくことが大切である。
○メディアリテラシーの面から国語科が積極的になる必要があるのではないか。情報についての捉え方をより厳しくしていくこと等々。

▼本会発足20年を記念して、巻頭には、倉澤栄吉先生から玉稿をいただきました。ありがとうございました。(吉永幸司)