▼9月例会の提案は北島さん(草津第二小)。

▼研究主題「私の授業の新しさーー詩にふれる・手紙を書く・読書的に読む」。この主題の意図は、詩・手紙・読書を日常生活に取り入れた教室づくりをしようというものである。

▼詩の位置づけは、
・定期的に詩の授業を行う。
・ふだんから「詩のたね」を集め、日記の中で積極的に書かせる。
手紙については、
・書くことの授業で、年間計画の中に15時間程を手紙に位置づける。
・幅広く相手を見つけて手紙を書かせる。
読書では、
・今まで行われてきた細部の読みでも、自由読書でもない、読むことの学習を作る。
・良い本をたくさん読むことを通して本に興味を持つ。

▼具体的な事例として、北島さんは、教材「お手紙」について学習活動を選択したり、複数のお話を読んだり、感想を書いたりする学習の有効性を提案した。

▼研究会の後半は、読書が重視されることを見通し、子どもに薦めたい絵本の紹介に時間をかけた。(絵本を選ぶ条件として2000年以降発刊されたものとした)

▼巻頭には、堀江マサ子先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)