▼8月例会は、国語研究集団の合同研究会に参加した。

▼本会を代表して川那部さん(附属小)が提案、司会は北島さん(草津二小)、助言は吉永が行った。川那部さんさんの提案は、「ふしぎ発見・説明文の指導」 子どもの動物への好奇心を軸にして複数の教材を活用した課題追求の実践。

▼提案の骨子は次の3つである。
@課題意識の高揚(課題追求)
A領域の総合と具体的な場の工夫
B評価の自覚(評価意識を高める)
学習過程を設定しての実践。
・単元の見通しを持たせるオリエンテーション (ワークシート)
・学習のポイントを知る話し合い (教材「やどかりのすみかえ」をもとに説明文の読み方指導)
・複数教材を活用して「生きものふしぎ図鑑」を目指して学習計画を立てる。(学習課題)
・調べたことを図鑑にまとめる。

▼研究協議で明らかになったことは次のことである。
○総合的な指導では、子どもの学びを支える複数教材の開発が必要である。
○絶対評価を見通して、本時の目標に十分検討を加える。
○子どもが学習の目的を理解をするような計画の提示や、段階の指導のポイントを明らかにしていくことなど。

▼巻頭には、藤田慶三先生から玉稿をいただきました。ありがとうございました。(吉永幸司)