短 作 文 の 授 業 ・ 4 月
森 邦 博
2年生で作文の授業をすることになった。4月分の報告。 第1時 めあて「書くことを楽しむことができるようにする」 【学習活動の流れ】 1 教科書(光村)の扉の詩をおぼえるまで読む。 @板書を見て何度も音読する。 A先生が部分的に消した所を思い出しながら音読発表する。 BAを繰り返す。(消された部分が増え、最後には全て消える) 2「たんぽぽさんて□□□ね。 □□□□で □□□□だから。」 と、ちょうちょうが きいた。 たんぽぽは、うふんと わらった。 の□の所をちょうちょうになったつもりで想像して書く。 3 書いた詩を発表する。 【学習の様子から】 活動1では、どの子もが勢いづき、拍手をもらってうれしそうであった。活動3でも、みんなに自分の 作文を読むのがうれしそうであった。拍手も生まれ、和やかに授業を終えることができた。 第2時 めあて「自分のよいところ、すきなところを自己紹介することができるようにする」 【学習活動の流れ】 1 自分の好きなところや自慢するところのある人は黙って手を挙げる。 2 用紙に、自己紹介の内容を短く書く。 @「わたしの好きな…」「わたしのとくいな…」「わたしのじまんの…」「わたしのゆめは…」「わたしの〜たいなあ」の内容を書く。時間は十分に制限。 3 書いたものを先生に出し、読んでもらい、誰の自己紹介かを当てっこする。 @先生が読む→誰のことか発表する→自己紹介を聞いて、初めて知ったその人のよいところを発表する→当たった本人は当たっての感想を述べる。 A@を繰り返す。 【学習の様子から】 活動1では「自分の好きなものある?」と尋ねるとたくさん手が挙がった。でも「今は言ってはいけません」と挙手だけにさせた。書きたくなることを貯めさせるためである。活動3では、自分の紹介を読んでもらえた子の、当てられての感想は「うれしい」と笑顔付きであった。何人かするうちに自分のを読んでほしい思いが高まって、チャイムが鳴っても、「後一人」「後一人」コールがやまなかった。 書くことの楽しさを大切にして今年度1年間2年生の作文授業をしようと思っている。 (大津市立仰木の里東小)
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