▼2月例会(第228回)は「第10回新しい国語の授業研究会」と合同開催をした。(会場は三井寺 境内の「風月」) 提案者は西村さん(附属小)。講演を吉永が行った。演題「新しい授業に向けて」。全体司会伊庭さん(安曇小)、協議会司会杉澤さん(能登川西小)、助言は常諾さん(中主小)。西村さんの提案は「読解の学習指導法を改善するためにしてきたこと」

▼提案の要旨は次の通り。
・一単元で指導する内容(つけたい言葉の能力)を一つに絞る。
・学習のねらいを明確にする。
・学習の見通しを示す。
・一時間の学習で指導する内容を一つに絞る。
・一時間の学習のねらいを示す。
・一時間の学習の見通しを示す。
 つまり、一単元の学習、一時間の学習を子どもにはっきり分かる形に表すことを大事にしようという提案である。

▼方法的には、単元の指導時間数をできるだけ短くする、複数の教材を同時に学習に取り入れる、個人で読む時間を極力多く確保することについて提案した。

▼講演では、相手意識・目的意識を大事にすると教材の見方、考え方が変わり、楽しい授業になることを指導事例をあげながら、具体的に提言をした。

▼巻頭には、林勉先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)