▼12月例会は「新しい国語実践」の研究会愛知大会を研修の場にしました。(会場は愛知 県蒲郡市三谷・ホテル明山荘)研究主題「適切に伝え合う力を高める授業」で全国各地から370名の参加。「さざなみ国語教室」からは伊庭さんが「話すこと・聞くこと」で提案、吉永が「総合的な学習と国語科」で助言をしました。

▼伊庭さん提案は「自信につなぐ、話す・聞く力の育成をめざして」。提案要項で次のような立場を強調した。明るく活発な子どもがいる反面、極端に声の小さい子どもや人前に立つと泣き出す子どもに出会った。「おしゃべりは好きだが人前で話すのは苦手」というのが一学期のアンケート結果。日常の指導と授業の関連を図り、「質問や答えを前提とした話し方・聞き方ができる力の育成をめざし、ディベートや意見発表会を指導をされた。その結果、話すことに自信を持つ子が育ったという実践を発表しました。

▼研究会は分科会を中心に研究協議をしました。「話すこと・聞くこと」河野庸介・松野洋人、「書くこと」高木展郎・岡本博幸、「読むこと・文学」佐藤洋一・櫻本明美、「読むこと・説明文」小田迪夫・廣井嗣雄、「総合的な学習と国語科」小森茂各氏と吉永が指導助言。

▼巻頭には、倉澤栄吉先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)