▼9月例会(第223回)の提案は高野さん(仰木の里小)と広瀬さん(石部南小)。提案内容は移行期の教育課程について。

▼高野さんは「みんなの学校をどんな学校にしたいですか」という課題から始まり、子どもを学校の主役に据えたところから始める活動づくりの実践の提案。
・楽しい学校にしたい。
・仲のよい学校にしたい。
・きれいな学校にしたい。
・明るく元気な学校にしたい。
 これらの夢を「そのためにどんなことをすればいいですか。みんなはどんなことをしたいですか」と活動を生み出し、「自ら課題をもって」活動をする実践について報告をした。

▼広瀬さんは「郷土を愛し、自主的・創造的に生活を切り開いていく、心豊かで、たくましい児童の育成を図る」という教育目標のもと、「郷土・福祉・生命」を軸にした「総合的な学習の時間」の構想について提案をした。「あそびの天才」「石部町自然図鑑を作ろう」「ぼくたちの基地」「私たちの地球船」と単元も多彩。

▼研究協議は、年間授業時数について、特別教育活動について、教育課程の構想について等、移行期の課題について各校の実践を交流し協議を深めた。

▼巻頭には、井上俊明先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)