▼8月例会(第210回)は、新しい国語授業研究会・国語研究集団合同研究会(竹の会・東風の会・泉の会・国語教師の会・さざなみ国語教室)共催(会場は大津市ピアザ淡海)。

▼研究主題「新しい国語学習の創造」。
 提案は「自ら追求していく子どもを目指して」(渋谷晋)「動物の赤ちゃんランドへようこそ」(東亜希子)「調べ学習を核とした単元学習をめざして」(酒井貴代)「受け止めよう、大島さんの思い」(稗田洋子)「作品の良さを語り合おう」(岡嶋大輔)。司会、助言は中神國彰・渡辺邦彦(竹の会)山本光比古・山本隆三(東風の会)池田淳子・今井明美(泉の会)池田節・川端建治(国語教師の会)三上昌男・森邦博(さざなみ国語教室)。
 講演は「言語感覚を養うこと」(神戸女子大講師・山門徳夫)の各氏。

▼岡嶋さん(佐山小)の提案は「白いぼうし」(4年)を対話を軸に作品の良さにふれさせるという実践。作品のよさを、(1)話の内容や展開、(2)登場人物の性格や人柄、(3)情景などの描く表現に設定し、「語り合う」という活動のもとに指導。

▼協議としては、子どもの関心はどのように高まったか、読みを広げる、深めるということについての検討。更に子どもの自己評価について等。読書への発展や対話など協議を含め学ぶことが多かった。

▼巻頭には、山門徳夫先生から玉稿をいただきました。深謝。(吉永幸司)