▼7月例会(第209回)の提案は北島さん(草津第二小)。研究教材は「ガラパスゴスの自然と生物」(光村6年)他。

▼研究主題「説明的文章をまとめる学習−−学習したことが他の学習場面にも生かされることを願って」。単元のねらいとしては、 (1)文章の要旨を考える、(2)文章形態に応じた読み取りをする、(3)「まとめる」という意識をもって文章を読む。

▼実践にあたっては「国語科で学習したことが、他の教科に生きるには、どんな学習を積み上げればいいか」ということを課題に、「まとめる」をキーワードにした。まとめるためには、(1)大切なことを落とさず理解する力、(2)文章を整理する力、(3)自分にとって大切なことを自覚する等を大事にして実践。

▼協議では次の事について考えを深め合った。(1)「まとめる」という機能のもつ意味と概念や目的について、(2)生きて働く言葉の力の吟味を、国語の授業の展望・総合的な学習との関連で、(3)子ども学習結果と過程、(4)情報としての文章の読み方など。

▼さざなみ句会高点句。向日葵に水やりする子背伸びして(三上) 向日葵やすべてがうまくいく気する(池崎) 水中花カクテルグラスほそい指(好光) 焼跡に希望再生夾竹桃(常諾) 蒼天を睨んで跳びし青蛙(中嶋) 蟻上る仁王睨めど容赦なく(吉永)

▼巻頭には、澤本和子先生から玉稿を頂きました。深謝。(吉永幸司)