▼1月例会(第203回)の提案は好光さん(堅田小)。研究教材は 「力太郎」(光村2年)。

▼研究テーマは「民話を楽しく読もう」と設定。「楽しい」について好光さんは、次のように提言をした。
 ○ストーリーを楽しむ。
 ○聞いて(語り聞かせ・読み聞かせ)楽しむ。
 ○見て(絵本・ぺープサート・人形劇等)楽しむ。
 ○リライトして(吹き出し・続き再話を書く)楽しむ。
 ○視聴覚的に表現して(語り聞かせ・読み聞かせ・ペープサート等)楽しむ。
 授業では、音声(リズムを入れて)表現を楽しむという試み。

▼研究会では、授業のビデオを見て、感想・質問・意見を交わした。
 ・国語の学習に関心を持たせるためにリズムを軸にした展開は、子どもの心を捉えている。
 ・展開に変化があり、学習の苦手な子も参加できるゆとりがあった。
 ・民話の特性を生かして展開が工夫できていた。
 ・発表会という学習形態で子どもが力をつけるという視点を検討しておかないと、緊張感だけの授業になる。
 ・教材の特性を生かすことと、楽しい学習の関連について。
などを話題にした。

▼巻頭には、稲村守氏から玉稿をいただきました。深謝。 (吉永幸司)