NPO法人
2012年4月に泉川 貞が亡くなり、家は主を失いました。
それまで約7年間成年後見制度で関わって貞の「又姪」である鳥井 操が、この家を相続することになりました。
更地にして、福祉に提供するという案もありました。
が、太い柱や梁を見ているうちに、失くしてしまったら何かもったいないと感じるようになったのです。
そして私たちは、外観をそのまま残して、内部を改修するという方向を選択しました。
NPO法人を立ち上げて、その法人がこの家を管理することで地域の皆様に利用して頂き、
また外部からの情報の提供の場とできないだろうかと思案を重ねてきました。
今、多くの中山間地域が主を失った家を抱え、また若者の地域離れが進んでいます。
“中山間村を活性化する”という理念、その活動の一端を岩手県沢内から発信していきたいのです。
沢内は、自然豊かな、時がゆっくり流れる場所です。
昔は「日本のチベット」などと称されていた時代もありました。
が、今は道路網も充実され、岩手県北上市から1時間、秋田県横手市からはもっと近くなりました。
湯田町のスーパーマーケットには太平洋、日本海両方の海の幸が並び、野菜や果物も豊富です。
中山間フォーラム(代表 生源寺眞一氏)、大野集落営農組合(代表 高橋雅一氏)との連携で、
2014年以来、国際NPO法人 NICEのキャンプ地としてご利用いただいています。
定款
入会申込書
NICEの活動風景
戻る