まる Katmai

「カトマイ」と読む。「Pentium III」の開発コード名である。ただし「Katmai」はコアの製造プロセスが0.23μmのものを指す。あまり知られていないが、「Pentium III」は0.25μmから0.23μmにシュリンクされており、それに伴って0.25μmの「Deschutes」コアよりも高クロックを実現している。
動作クロックは600MHzまで登場し、初めてFSBを133MHzに対応させた「600B」も登場した。しかし、600MHzではコア電圧は2.05Vに上げられており、事実上「Katmai」コアも600MHzが限界クロックだと言える。