足の指の間が痒くなる心意気
2003年11月4日(火)「きっと、ああなる」 |
法事があって親戚一同集まった。いとこにはもう子どもが3人もいて、いずれ劣らぬ個性的な子になっていた。同じ両親から育つのに、何でこんなに兄弟姉妹が三者三様なんだろう、と不思議でならないが実に面白いモノだ。 そのうちの一人がもう、とにかくすごかった。まだ一才と二、三ヶ月の女の子だが、この子が食べる食べる。すぐにテーブルの上のモノに手を伸ばして口に入れる。お菓子やジュースはおろか熱いお茶にも、あまつさえ灰皿にまでも。彼女にとっては熱かろうが固かろうが、何でも良いのだ。テーブルの上に乗っかっているモノは、何でも食べられるもの、と認識しているに違いない。 両親であるいとこ夫婦もそのあたりはよく知っていて、とにかくその女の子がテーブルに近づいたら、テーブルの上のモノをその子の手の届く範囲からことごとく取り去ってしまう。すると口に入れるモノが見あたらないその子は泣きだす、というよりもまさに吠えるのである。 子は親の鏡、と言う。何でも「お腹の子どもが求める」と言いながらバクバクバクバク食べてる妻・わんこの子どもは、きっとああなるに違いない。やがて産まれてくる我が子の姿を、その女の子にそっと重ね合わせてしまうボクなのであった。 |