足の指の間が痒くなる心意気
2003年10月29日(水)「オバチャンバトル」 |
夕方、パートのオバチャンらと連れもっておさぼり。ぺちゃくちゃお喋りしながらぼぉっとテレビを観ていた。気分はもう、オバチャンである。 もはや映ってるだけのテレビでは沢口靖子主演ドラマの再放送。それを横目で見ながらオバチャンの一人が言う。 「あの子もなぁ、ええ年やねんでぇ」 堰を切ったようにお喋りの鉄砲水が押し寄せる。 「しやなぁ。もう30くらいか?」 「いいえいな。もう40近いやろ」 「ホンマかいな! あんなにキレイやのに……」 「キレイやから行き遅れるんやがな」 「そんなもんかいな」 「せやでぇ。良かったなぁ、ワタイらキレイやのぉて」 「ホンマやなぁ、がはははは」 「がははっは」 ……そういって笑うオバチャンらの目は決して笑ってなかった。怖かった。今夜はなんだかうなされそうな予感が非常に強くするのである。 |