足の指の間が痒くなる心意気
2003年4月26日(土)「人生の坂」 |
男なら誰しもきっと一度はこんなことを思ったことがあるはず。 若い頃、早く30代になりたかった。ちょっとでも老けて見せよう、と髭を伸ばしたり色んなことをやったが、時と共に、そんな苦労など全く不必要だったことも判った。 いつしか三十路も半ば。人生も半ば。気が付けばお腹はでっぷり、髪はちょろちょろ、ついでにお叱呼までチョロチョロ。 そんなボクが、今日、とある女性に年齢を聞かれた。 「いくつに見えます?」と、返したら、 「う〜ん。28才?」だって!! その時無性に嬉しかった。ただただ嬉しかった。あやうく冬でもないのに庭駆け回るところだった。 早くおっさんになりたかったはずなのに、今の自分のこのザマはどうだ。人生も半ばを越えると若くなりたい、若返りたい、と思うんだろうか。 余談だが「28才?」って言われたとき思わず反射的に 「うんうん。ぴったしカンカン(←すでに古い)」と答えてしまった。横にいた友人に思いっきり頭をはたかれた。 |