足の指の間が痒くなる心意気
2003年4月24日(木)「スマイルは、なんぼ?」 |
わんこの服を買うのに百貨店へ。何でも欲しい服があるとかで誕生日のプレゼントを前倒ししてでも、今手に入れたいのだとか。 ボクとしてはわんこの悦ぶ顔(字が違うかも)を見ることに関しては、やぶさかではないので雨の中神戸で待ち合わせ。お気に入りのショップへ連れて行かれた。例によってグイグイと。わんこは引き綱(ボクの左腕)を乱暴に引っ張る。 それにしても女性の服を選ぶのにつきあうのは苦痛だ。あーでもないこーでもない、アッチの服はどうだ、こっちはこうだ、と際限なく試着を繰り返す。お前はこの店一軒分試着する気か、と小一時間問い詰めたくなってしまうこともしばしばである。 わんこの試着の終わるのをイライラと待っていると、どうやら馴染みらしい、なかなか可愛い顔立ちの店員さんが寄ってきて話しかけてくる。 「はじめまして〜」 「ああ、どうも。いつも妻がお世話になってます」 「いえいえ。……でも、やさしそうな旦那様ですねぇ、うらやましいな」 「そ、そうですか、あはは」 こうなるともう、怒れない。会計を済ませ、店員さんのニコニコ顔の「ありがとうございました〜!」に、 「こちらこそ〜」とニコニコと返してしまった。 商売人、かくあるべし。 |