足の指の間が痒くなる心意気
2003年2月11日(火)「どたばた」 |
式のための準備が終わらない。今回は何から何まで自分たちの手作りの結婚式。結構大変。 煮詰まってきたのでわんこに電話でもしようか、とも思うのだが、彼女は彼女で今頃しおらしくお父さんお母さんと最後の夜をしんみりと過ごしてるかもしれない。そう考えて踏みとどまる。 BGMの曲が見つからない。自分たちで作った席札やらお開きのあとに配るネームカードやらの反故紙のその下に埋もれてる、CDの山をひっくり返して部屋はますます散らかっていく。冬だというのにすっかり汗まみれ。この分だともう一度シャワーを浴びないと。どんどん寝るのが遅くなる。イライラしてきた。 今は気が張ってるからどうってことないけども、きっと明日の晩は二人してグニャグニャになってることだろう。グニャグニャの二人を迎え入れるのが、服やらCDやら印刷ミスした反故紙やらのとっ散らかったこの部屋ではあんまりだ。片づけるか? いや、もうだめぽ…… 新婚初夜はどうやら掃除、片づけで終わりそう。ゴミの中で三つ指ついて初夜のご挨拶。 「ふつつか者ですがどうぞよろしく」 「いやぁ、こちらこそ。汚い部屋で申し訳ない」 「いえいえ似たもの同士ですし」 「そうですねぇ。じゃ、寝ますか」 とゴミを掻き分けて二人分の寝るスペースを作って片づけ終わり。 ほっとけばゴミの山の中でいつまでも暮らしそう。やばいなぁ。 |