緊急不定期更新
真・戦え!狂牛病と!


狂牛病…相変わらずのわが国を恐怖のズンドコへ叩き落し続け、
あまつさえ改めて政府の無為無策ぶりを露呈してしまった
恐怖の病、恐怖の大王

その恐怖に打ち勝つべく、その恐怖が全世界から拭い去られるその日まで
ワタシはこのテキストを書き続けるだろう!
気が向いたときだけな!

狂牛病(クロイツフェルト・ヤコブ病の一種)牛海綿状脳症 (BSE) とも。詳しくはここから「狂牛病の正しい知識」
雪印食品鰍フ牛肉詰め替え問題についての謝罪文

雪印食品の牛肉詰め替えに思う                    2002.01.25
今回のこの事件は明らかに詐欺行為であり、信頼の回復に努めてきた同社にとっては

一昨年に起こった雪印乳業の「大阪工場牛乳食中毒」以上のイメージの失墜は免れ得ない

もちろん経営陣はそのグループ全体の体質の改善に努めるとともに

現場社員一人一人の意識改革にも努めなければならない

現在、国民的な怒りを買ってしまっている雪印グループ

いかなる制裁を受けようとも、文句を言える立場でないことは明白である


しかし、ちょっと待って欲しい

スーパーや百貨店、はては小規模な小売店の店先からも排除されつつある雪印食品の製品…

果たして彼らにそのようなことをする権利があるのだろうか?

同社製品に対する選択権は、あくまでも一般消費者にこそ許される権利であり

小売業者に雪印食品を制裁する権利はないのではないだろうか?

「売れないから仕入れない」というのなら判る

しかし、まだ店先にある商品を撤去する、というのは暴挙以外の何物でもない

彼ら小売業者はいつから「必殺仕事人」になったのか?

その気取った行為は商品選択の自由を一般消費者から奪っていることにしかならない

そこに何故気づかないのだろうか?

少なくとも「大人」のすることではない


消費者の中には同社社員もいるだろう

彼らはこんな事件の後だからこそ、

自社製品に対する同情や哀れみを、

さらに愛情を固くしたのではないだろうか?

それなのに自社製品が店頭にすら並んでいない、というのは

どれだけ彼ら今回の一件とは無関係な一般社員たちに痛手を与えるのか?

そしてなによりも、すでに大きな損害を受けている

何万人という酪農家たちにさらに追い討ちをかけるだけの行動だということに

小売業者たちは冷静に想像を巡らせて欲しい

無意味な「正義の味方ごっこ」はとっととヤメにして

商品選択の権利を一般消費者の手に一刻も早く委ね返すべきである


もちろん、今回の事件に関与した雪印食品の一部社員の行いは許されるものではない

だが、よく考えて欲しい

当たり前のことだが、食品自体には毒も菌も混入されたわけではない

食っても死なないのだ


いたずらに雪印を苛めることは、

その陰の酪農家や牛乳販売業者など、

雪印を支えてきた人々へさらに追い討ちをかけることになる



もし雪印乳業本体まで倒れると、どういうことになるか?

小売業者の冷静で賢明な行動が今こそ求められている


自分たちが正義面してとっている行動が

どういう結果を招くことになり得るのか

もう一度胸に手を当てて考えて欲しい

そして雪印グループが体質を変えて

より安全で安心できる良質の食品を我々に提供してくれることを

大人の目で厳しく見守る姿勢だけを忘れなければいい


付和雷同だけが能ではあるまい

自分の脳で考えなければ、スポンジを詰めていても同じことだ


小売業者よ。

思い上がるな


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