−−−めだかのオス・メスの見分け方。−−−
オスのヒレはメスに比べて全体的に大きめですが、一番の特徴は背ビレの根元にある切れ込みです。
切れ込みが有るのがオスです。
メスは卵がある時は腹部が膨らんでいるのですぐに解るでしょう、
また産み付けるまでは卵がお腹にくっ付いたまま泳いでいることも有ります。
−−−産卵期−−−
日照時間と水温の関係で通常は4月中頃から10月ぐらいまで卵を産みますが、
室内で照明や温度管理が出来ていると冬も卵を産みます。
水槽用の照明と熱帯魚用のヒーターを使用して25度前後に保ち、14時間ほど照明をする事で、
一年中繁殖させることが出来、水温が25度前後であれば成長も早くなります。
−−−たまご・子めだかを発見したら。−−−
水草等に産み付けられた卵を発見したら、孵卵箱(子めだか飼育箱)を用意しましょう。
メスがお腹に卵を付けて泳いでいるのも、そのままにしておくと産み付けたら他のめだかに食べられてしまうことが多いので、
早めに卵を分けてしまった方がよいでしょう。
当然稚魚(子めだか)も食べられてしまいますので、発見したらすぐに他の親めだかから隔離しましょう。
産みつけられた卵は、水草ごと別の容器に移します。
卵と稚魚を育てる容器は何でもかまいませんが、あまり小さいと水温が安定しませんので、
小さな容器を親めだかのいる水槽の中に浮かべたり、固定してしまうのも良い方法です。
−−−孵化まで−−−
卵は水温にもよりますが、
10日から2週間ほどで孵化しますが、白くなった卵を見つけたらカビが生えてしまっているので捨ててください。
めだかの卵は、糸状のものでいくつか繋がっていますが、
爪楊枝などでほぐしてくと、カビが生えたり腐ってしまったりしにくくなります。
−−−稚魚の飼育−−−
卵を入れた容器がある程度大きければ孵化後もそのままで問題有りませんが、
小さい容器の場合は稚魚を育てる水槽の用意をして下さい。
稚魚はお腹に養分がたくわえられているので孵化後3〜4日間はエサを食べません。
その後エサを細かくすりつぶしてあたえましょう。親めだかに食べられない位に成長するまではこのまま飼育します。
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