私、高校生クイズを初めて生で見てきました。

私、生まれて初めて高校生クイズの会場に行ってきました。

 私、高校時代にクイズ番組とかに行ったことはありませんでした。(今では信じられないでしょうが。)
ということで高校生クイズを生で見たことがない人間の感想であることをお見知りおきの上でお読みください。
なお、これは感想というよりも時系列で動きを追ったものとして読んでください。

なお、この文体は敬体ではなく常体で書き綴っております。ご了承ください。

正面の舞台

 

 今年の会場は万博記念公園。セオリーは梅田から地下鉄を北上して千里中央で乗り換えるか、
阪急の急行で 南茨木を経由するかという行程をたどるけど、私は人ごみを嫌ってJR茨木駅で
乗り換えとする。こうなると その後、公園まではタクシーを使いざるをえない。まあ、高校生の
パワーに負けるのが分かっていたので それを避けたんやけど(w

途中の新大阪駅で新快速から普通に乗り換える時、横にいた女子高生がどうやら会場に向かう感じ。
結局彼女たちはおとなしく地下鉄乗り換え口に向かった。

9時25分
 タクシー拾ってしばらく行くとそれらしき面々が見えてくる。歩いて会場に向かう者(間にあったんか?)
前の車に同じような高校生3人組が見えたと思ったら途中から後ろも高校生3人組のタクシーでした。

9時40分
 会場の最寄り駅万博記念公園駅に到着。ここから数分歩くと今日の会場。モノレールの駅から
ぞろぞろと高校生たちが歩いてた。ノボリもちらほら。東大寺学園のノボリはやはり目に付く。
この通り。
誘導する人もいる。

9時45分
 正門に到着。高校生たちは「それ用」の入口から入場するが、とてつもなく並んでた。
一方一般人は250円という正規料金を払って入場。入口のおっちゃんに(分かってはいるけど)、
『今日、何かあるの?』と聞く。オジサンは「あ、あれだよ。毎年やってる奴」と高校生クイズのノボリを
示してくれた。
ノボリは取れなかったがこちらを。

9時50分

会場は上写真の右側
「自然文化園」内の夢の広場。
 一応、観光客らしいことをしようと先ほどのオジサンに「太陽の塔」をバックにした写真をとってもらう。
その「太陽の塔」を超えて右に折れたところに広がる芝生の広場が今日の会場。日陰はほとんど無い。
会場のクイズスペースは基本的に高校生でも社会人でも立ち入りは可能。その気になれば参加も
可能っぽい感じ。いや、『可能っぽい』もなにも、過去の高校生クイズに出たような人を何人も
見かけたのだが・・・(^^;
会場に向かう高校生たち。

何のことはない普通の光景。

 

9時58分
 スタッフが壇上(といってもそのはるか前方にステージがある)に上がって軽く注意事項を二つ。
・ラルフの『レディーゴー』の合図で動くこと
・上空からヘリコプターを取るので手を振って欲しいこと

10時ちょうど
 正面のステージにある大型モニターから今回のテーマソングをうたう『ロードオブメジャー』の
新曲が流れる。途中、高クイのシーンもちょこっと。

10時5分
 前座として「ダンツ」とかいうお笑い二人組が壇上に登場。「みんな、大学に行きたいかー!」とか
シュプレヒコールやってたけど、元ネタ知ってる子はいるのだろうか・・・?話の内容は結構まともで
主に注意事項を言ってました。ただ、いつまでたっても裏のスタッフにおわらさせてくれないのか、
『おなかがすいたらホットヌードル!』
『のどが渇いたらポカリスウェット!』

とかシュプレヒコールさせた・・・。
 そして最期の締めもシュプレヒコール。
『全国大会へ行きたいかー!』
『東京へ行きたいかー!』
『オ○ニーはしてきたかー!』   ・・・、さすがお盛んな高校生をターゲットにしたイベントですねぇ。
 

10時25分
 スタッフの合図で2回ヘリコプターが会場の上空を襲う。それに手を振る高校生(とごく少ない観客)。
2回じゃ足りなかったのかもう1回させられる。なかなか始まらず木陰に避難する高校生も。
カメラも木陰に避難

10時32分
 大きい音楽とともにOP始まる。どこからかラルフの声。まだ現れない。

10時33分
 第1問発表。とりあえず要旨だけ。
『色々ある阪神タイガースのジンクス。過去7回の優勝の中で虎年に優勝した事は1度も無い』

これを聞いた私、『どっかで、しかも複数回聞いたことがある・・・』

このあと、スタッフから注意。時間は120秒、ラルフのレディゴーの合図のあとで動くことを言われる。

10時37分
 Ready Go! の合図とともに前方のステージに向かって左右の○×ゾーンへ分かれる高校生。
英語でカウントダウン。

10時40分
 パワー三唱とともに舞台のしたからラルフ登場。これで『上空から登場』と言われても・・・。
 ここで早速「日本テレビのベッカム・・・」「ブー!」 『日本テレビの坂口憲次』『ブー!』
そして「日本テレビのガレッジセール・ゴリ・・・」『ピンポンピンポン!」
ラルフの「正解かよー、なんでやねん」という関西弁が凄い違和感・・・。
イントネーションはどうしようもないんだから、
関東人は関西弁使わないでくれーしよう
それにしても今日は暑い。ラルフもさすがにそのネタには触れてました。クイズの熱気で45度になった、
とか 言われても、今年はそもそもクイズ自体あまり行ってないじゃないかというのは既にバレてるわけで・・・。

10時45分
ラルフから『3つの改革』とかいう説明。

・強力なメインパーソナリティ→爆笑問題
・テーマソングが変わった→ロードオブメジャー
・○×クイズが変わった→勝ち上がった1チームがそのまま全国へ、というのが発表。
 
この3つ(のうち、すくなくとも2つ)が高校生OBの言うところの、いわゆる改悪であることを上の連中たちは
認識しているのだろうか・・・?まあ改良と言わないだけマシか。

10時50分
 チーム紹介。
 まずは1番乗りのチーム。奈良県の帝塚山女子高校3年生チーム。夜中0時22分に着いたとか。
スタッフですら朝7時なのに・・・。彼女たち、半日かけて予想した第1問問題、万博か火星(大接近)を
予想したみたいです。見事にハズレ。やむを得ず考えた答えは○
 次は最も遠くから来たチームということで高知県の土佐高校大坪チーム。なんと前日23時に
夜行バスで出発していたそうだ。彼らは×。
 最後は三代にわたる阪神ファンの男の子がいる四天王寺羽曳が丘高校チーム。彼らも×。
 しかも奈良県東大寺学園高校も×エリアに。

10時55分
 改めて問題が読まれて○×ゾーンをそれぞれ煽って、正解が正面のモニター画面でスロット形式で
出てきて・・・。正解は

×(1938年と1962年にしてます)
 

一瞬シーンとして沸く片方。

そして三々五々帰っていくもう片方・・・、が。

11時01分
 正面のモニターに爆笑問題が登場。慌てて戻る第1問敗退者(w
まあ敗者復活は十分の予想された範囲内。しかし次のラルフの一言にびっくり。
『いや〜、今日はYTV(よみうりテレビ)のアナウンサーがいないので敗者復活はやらないと
聞いていたのですが・・・』
ヲイヲイ、それって今年は地方予選を放送しないってことじゃ?

ということで改めてラルフから説明があり、
・×ゾーンの中から『知力No1』を決める。
・いま現在○ゾーンにいる人、及びこれから負ける×ゾーンの人にはサバイバル敗者復活を行う。
なお、敗者復活開始時間は正午に設定するとのこと。それまで○ゾーンにいた人は各所の
日陰に移動するように指示されたとさ。

 ということで私もクイズゾーンの後ろから、横側の日陰ゾーンに移動。

するとまぁ、昔(つか去年とか一昨年とかそのレベル)に高クイで見かけた水戸一高や 宇部高校、
関大一高や玉島高校(岡山県)などなど、全国大会出場者だけがつける
ことを許される胸バッジをつけた集団が・・・。(^^;

11時08分
 正面のステージにテーブルが上がって「お〜〜!」の声があがったけど、よく見るとショボいらしい(ラルフ談)。
確かにショボい。
そんな中第2問。『ペットも戸籍に登録することができる』 時間は60秒に。さすがに○は少ない。

「たまちゃん」騒動の時のニュースをよく聞けば分かったはず。戸籍と住民票の違いですね。正解は×

11時20分
 第2問が終了したところでスタッフがステージに。ここで携帯電話を切るように指示がだされた。
そしてラルフが登場したところで第3問。『韓国の風習では子供が生まれると、子供用のキムチをつける』
私はここで○と考えたが、キムチについて真面目に考える高校生が多いのか(?)、×ゾーンが多い。
で、正解もやっぱり×
 問題の合間にはラルフが水補給。そりゃそうだ。
 そして第4問『カタカナの「テ」は手のひらの「手」から生まれた』考える時間は30秒に。これは知ってる人も
多かったらしく正解は×。と、ここでラルフの『東大寺のあとについていく人が多い!』という一見するともっともな。
ツッコミが。でもこれ、そういう「手練れ」が正解する問題を並べる方も悪い気がするのだが。ラルフ自身も
認めるように、「ついていく」というのも立派な作戦。そりゃあ、そんなやり方したら間違えた時後悔するから
やめとけ
という声も聞くけど、それこそ負けを前提としてませんか?(ここだけ敬体) 後悔する可能性を
考慮しつつも勝ち残れる可能性を冷徹に追及するなら「ついていく」作戦は大いにあり。つうか、出場する
学校のうち、(紛れが出る○×クイズに限らず)本当に自分の実力だけで勝ちあがれるチームがどれだけ
あるのか、って考えたとき凄く疑問です。
ただ私の考えとしては、「ついていく」だけでは片手落ちと考えます。私は『いつ、少数派に行くか』というのを
考えてます。ボードで意思表示とかする形式だとこの手は無理なんですが、今日のような形式だと
私はそういうことばかり考えます(だから実力がつかないんだ、というツッコミはごもっとも)。

11時30分
 おっと、いらぬ話が混ざってスマソ。
第5問『世界の5大陸を表すオリンピックの五輪の輪、この輪の色は大陸ごとに決められている』

お、この問題久しぶりに聞くね・・・と思ったら『色は大陸ごとに決められてる』って。盲点突かれた、と思った。
高校生たちは6:4の比率で○が多い。たぶん文章の前半部分だけで動いちゃったんだろうなぁ。正解は×。
それにしてもこの時間になると(まだラルフが出てきて1時間もたっていないのだが)、ラルフのテンションは
既に低かった・・・。

11時35分
 この時点で勝ち残ってるのは100チーム弱ぐらいと言われる。挑戦者の目の色が変わってきたところで、
ここからは前に走って○×ゾーンに分かれる『走りクイズ』に。
第6問『174センチと大型の和田アキ子、血液型もおおがた(O型)である』
いや〜、ツボ突かれました。これは芸能マニアでもない限りベタではないでしょう。挑戦者も一見すると
○と×が半々。東大寺のノボリが×ゾーンにいることにも触れられた上で正解発表。答えは○
 と、ここで東大寺学園の敗退が決定!ラルフが囃し立てると共に沸く観衆。ここまで悪役扱いされる
東大寺学園に萌え。
そんなこんなではあったが、数が微妙なのか、1列に並ばされる○ゾーンの高校生。と、ラルフが
『ただいま残っているチームは・・・33チーム!  だけどここは○○○○!(←中身忘れた)全員突破ダー!』

結局この問題が第1ラウンドの最終問題となった。その時刻、11時45分。それにしても大雑把な決め方だ。

 

さて、中央前方の芝生でクイズを続けていた頃、敗者(及び暇人)の為にステージ横側では協賛スポンサーに
よる飲み物・食べ物の販売が行われてた。この日は夏らしい暑さということもあってポカリスウェットなど
飲み物が凄い売れ行き。しかもすごかったのが、どんだけ売れても決して売り切れにしない、そして
出されるものも(思ったよりは)冷えていたし。このポカリコーナーではあらかじめ高校生に配られた
クイズ用紙に答えを出すと抽選に参加できたらしく、その賞品がA賞からE賞まであった。そのうちのA賞は
「ポカリと扇子」、明らかに需要を考えた選考やね(笑)。
敗者たちにとっては憩いの場。

他のテントコーナーにはインスタントラーメンコーナーとかのコーナーあったけど、こんな暑かったら
ラーメンなんて売れるわけも無く。

もっと言うと、その横にあったロードオブメジャーのコーナーなんて涙も出ないくらい。どうして涙も出ないかって?
まず、テントが無いし日陰なんてあるわけも無い。そして、声を張り上げても一枚もCDうれてなかったこと・・・。

閑話休題。次のクイズの準備中、ラルフは見物中の敗者相手に色々話を振ってました。こういうのっていい。
一方、勝った高校生は携帯電話で連絡を取ってた。こういう携帯の使い方もいい。

 

11時55分
 舞台ステージから30メートルぐらい後ろに勝者チームが一列に並ばされ、それを取り囲むようにギャラリー
(つまり敗者や暇人)が取り囲む。そんな中で行われたのが『前進3択クイズ』。要するに5問先取の
3択クイズである。意思表示をするのは各ボードを持ったリーダーが行う(相談は可)
ここを突破できるのがたったの5校であることを聞かされてありきたりのリアクションをする
高校生たち。カメラにはいい画は取れたのだろうか?

第1問。豊臣秀吉の義理の父は?
1 織田信長
2 浅井長政
3 今川義元

 日本史知っている人がいれば何とかなる問題。2,3,1の順に多かった。正解は2

第2問。119番の日は?
1 1月19日
2 9月11日
3 11月9日

多かったのは1,3。正解は3

第3問。かつてフランスとベルギーに占領経験のあるドイツの工業地帯は?
1 ルール・・・これが正解
2 マナー
3 エチケット

観客からも「1しか知らんし』という声が。挑戦者もほとんどが1をあげる中、数チームが2を。正解は1
この時点でかなりのチームが満点ペース。ちなみに『打倒ラルフ!』のノボリを持ったチームは
単独最下位のゼロポイント(爆)。

第4問。「つのだせ やりだせ かたつむり」のかたつむり、触覚は何本?
1 2本
2 4本
3 6本

1,2がほぼ同数。3は少ない。正解は2。この時点で王手(リーチ)が3チームでた。

 

第5問。去年1年の一人当たり(?)納豆消費額、1位は水戸市、では第2位は?
1 福島市
2 前橋市
3 仙台市

これはきれいに分かれました。というよりこの問題、毎年変わりそうな気がする正解は1
先ほどの3チームの中で正解したチームはなく、都合8チームが王手の状態。

「とものすけ」という本名を持つタレントは?
1 加藤茶
2 高木ブー
3 いかりや長介

1は2チームのみ。あとは結構分かれた。ちなみに王手8チームのうち、2が5チームで3が3チーム。
正解は2。きれいに6問で決まり。そしてきっちり東大寺学園が残ってた・・・。
なお、ここで負けた28チームには『敗者復活第1Rシード権』が与えられ、キャプテンの服にはシールが
張られてた。

12時30分
早押し機の設営が終わったところで決勝の形式発表。決勝は3分間タイムレース。ルールは
「正解1p、不正解1回休み」という簡単なもの。

出場チームは以下のとおり。

・清風高校2年生男子チーム「変な3人」

・東大寺学園高校1年生男子チーム(まともなほう。仮にAチームとしておく。)

・膳所高校たぶん3年生女子バレー部チーム

・東大寺学園高校1年生男子チーム(キャプテンがイタイ方。仮にBチームとする。)

・大阪工業大学高校1年生帰宅部女子チーム

中央舞台の前に5つの早押し機を並べ、周りをギャラリーが取り囲むという感じ。声援も可。
第1問は「このたび上方落語協会(以下略)→桂三枝で東大寺Aチームが正解。その後
「孔雀で、羽を広げるのは雄雌どっち?→メス・・・だっけ?で大工大高チームが正解するなど「お!?」
とも思わせたが終始、東大寺Aチームのペース。

問題は他に「何の声→「ガンバではなにわの黒豹、ベルディではボマちゃん→エムボマ
「今度鉄道開通する県→沖縄県などなど。

気になったのは、「休み中」なのに間違えて次の問題を答えてしまったり(しかも誤答・・・)、『3分ノンストップ』
と思わせておいて2度もブレイクタイムとかいって間を空けていた事。(1分26秒前と47秒前の時点)

結局は東大寺学園のまともなほうチームがダントツの強さで全国へ。他が3p以下なのに
6pも取る強さ。しかも誤答無し。これが決まったのが12時45分

 

12時55分
敗者復活の形式が「もう一度○×クイズ」と言われどよめく(ということにされそうな)参加者たち。
その代わり、『1問正解すれば次のコース別に進めること』、『先ほどの3択クイズで負けたチームは
この1問クイズは免除となること』も告げられた。で、ラルフが「携帯では検索できないクイズ」と
触れ込んで出した問題がこれ。
ネバネバと糸を引く納豆はかつて「い と」と呼ばれていた。

考える時間は60秒で正解は○。室町時代の女房言葉みたいです。

13時10分
出場チームは、ラルフからの説明で『3つのコース』から選択することを求められる。その3つとは以下の3つ。
【1】『バランス』・・・ステージに向かって右側
【2】『ガッツ』ステージ前にそれぞれ集められる。
【3】『パワー』・・・ステージに向かって左側

各チーム1つしか選択できないが、誰か一人でも全ての指示をこなせたらOKというルール。チームの中
に一人スペシャリストが求められる形式である。ここではラルフが的確な指示を出してた。

 では、以下にその絞り方を大公開!いかにクイズで絞ってないか大公開だ!(爆)

【1】『バランス』
ルール
ファーストステップ:全員参加で前屈。手のひらを地面つけて5秒耐えたら勝ち抜け。
セカンドステップ:リンボーダンス。15名ずつぐらいで行ってた。
これがその「リン棒」。
サードステップ:もう一度前屈。床下の距離が大きい順に上位4チームが最終戦に。
最終戦:オンエアのとおり。↓
正面から。
裏側から。

観戦記
卒業生など観客がいる(つまり木陰が多いところ)の目の前で行われたバランス部門予選。普通のスタッフが
進行。大きな紙で進行説明していたのがアナログチックでグッド。ここの部門はいい意味で高クイチックで、
リンボーダンスの時は「3,2,1、リンボー!」ってスタッフがノリノリだった。このリンボーダンスは結構
チェックが厳しかった。
みんなしてリンボー。もはやクイズ番組の風景ではない。

【2】『ガッツ』・・・ダンス万歩計ゲーム
ルール
3人で一緒になって万歩計を動かしてそのカウント数で競う。具体的には、3人で紐をくくって外向きに
なって1分間、一生懸命足とか体を動かして歩数を稼ぐ、というもの。まず1回戦で20チームほどに絞って
(実際は24チームだった)、そこからさらに4チームに絞る。

観戦記
正面のスクリーンを使って贅沢にルール紹介されたこのコース。爆笑問題が出てたけど、別に
面白いこと言ってなかったのでパス。参加数は150チームぐらいいただろうか。1回戦の前に
10分休憩を取ったりとここでも熱中症に配慮した様子。
万歩計自体は上位に女子チームも食い込んでいたが、2回戦で見事にバテて全滅してました・・・。
遠くからの写真では彼らが何をしているか不明。
某アナウンサーが説明。

【3】『パワー』
ルール
これも『バランス』と同様にチーム全員が個人戦で参加。1回戦はエクスパンダーを伸ばしきればクリア。
2回戦は腹筋で1回1回のコールについていけなくなれば失格、というサバイバル形式。
3回戦は握力測定。上位4人が所属するチームが最終予選へ。

観戦記
参加者は200人(60〜70チーム)ほどだったろうか?
ここでは開始前に前座をした「ダンプ」のミヤギ(※)なる人物が仕切ってた。しかし哀しいかな、一番
人の通りが少ないところで行われたために観衆はほとんど皆無。その中で8人程度の列が数十。
各列ごとにエクスパンダーを行う姿には思わず「・・・。」。ここでは50人ほどに絞られた。
遠くからでは何をしているか分からない。
まるで「筋肉番付」か「サスケ」のオーディションのようだ。
2回戦は残った50人ほどで腹筋。観客は残っている選手のチームメイトだけ。結局65回ほどかかった。
3回戦は握力測定。ここまで結構時間がとられたのであるが、観客は相も変わらず40名足らず。
おそらくチームメイトが半分は占めただろう。3,4人ごとに測定が行われてあっさり終了。最初は下から
発表していたのだが、時間の都合であっさり上位4チームの発表に変えられた。その4チームは上から
同志社高校(61.5キロ)、摂津高校(55.5キロ)、姫路西高校(54.5キロ)、住吉東高校(?)であった。
決まったのが14時30分であった。

握力計に向かう挑戦者。ご覧のとおり、客は少ない。
 

※どうやら「『ダンプ』のミヤギ」ではなく、「『がんす』の宮地大介」という人物だった模様。
 本放送の第2ラウンドに出題者の一人としていました。ということは彼らは各地区予選からずっと
 帯同していた可能性があります。ちなみに相方は「藤田真文」という人物。

・・・と、ここで私の生観戦記はお終い。というのもその前から熱中症の自覚症状を感じまして、
(感じてなかったらやばかっただろうなぁ。そういう意味では昔の関シローでの失敗が生きた感じ)
途中で帰りました。

まだ各部門の優勝校が出る前なのに、もう撤収作業をするスタッフ。

 

高クイ事前放送(9月6日午前10時半よりおよそ1時間)を見て

 まさか関西地区での放送がキー局(日テレ)と同じとは夢にも思ってませんでした。ということで
最初の30分ほどは見れず。ということで前年優勝の北海道・相田欧美さんの姿も見れず。
 後半30分ほどだけしか見られなかった感想、上手いこと編集しやがったな
これでは毎年行われる予選会と同じノリと思われます。実際は全然違ったのに・・・。
比較的まとも(だと思った)関西地区でさえ『・・・。」なのに関東地区とか北海道地区とかの惨状には
全く触れられていない。
 しかもどうやら事前放送だけでは足りず(足りないことにして)本放送でも予選の様子を放送するらしい。
貴重な2時間半がさらに短くなる・・・。予選会ではクイズしてなかったことがばれないような編集ができたかも
知れないが、本番ではごまかしが利かないはず。こんなものが視聴者に見抜かれたときが番組打ち切りの
時でしょう。逆に見抜かれない編集をすれば案外視聴率が見込めるかもしれません。昨年の『北の国から』
のようなお化け番組とぶつかる懸念はありませんし。
(阪神の優勝決定戦とかぶる可能性が指摘されてますが、ブームを起こしている、というマスコミを
そのまんま信用してはいけません。多分ほとんど影響ないでしょう。というよりも関西では番組潰して
阪神戦を放送するでしょうが、他では多分潰しません。するとしても優勝の瞬間の映像を挟み込む程度。
いつその瞬間が読めないものである以上、視聴率には全く影響は及ぼしません。これで昨年の10.4%を
下回るようであれば絶望視されてもやむを得ません。

一部クイズ界では「今は高校生には恵まれてるよなぁ。高クイも生き残ってるし、タイムショック高校生大会はある。
アタック25はちゃんとクイズ研究会の人採用してくれるし。」という声が聞こえます。正直言って、これほど
危機感を感じることはありません。誰にも可能性があると言える高クイがこの惨状。タイムショック高校生
大会は選考過程が相も変わらず不透明(参加校を増やしてクイズやその他内容を充実させたことは評価)。
しかも今年はえらい低視聴率だったらしい。マジで来年以降が懸念される事情あり。アタック25もいつまで
児玉さんが芸能界にいられるか、ということを考えると不安です。高クイとTSが同時になくなるという、
一昔前の「ギミアとFNSがほぼ同時になくなる」という惨状が繰り返されないことを祈るばかりです。
 

なんだか煮え切らない文章で申しわけないですが、私は本放送当日は2ちゃんねるにかじりつきながらTV鑑賞したいと思います。