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010)喘息の吸入薬の違いは?
(相談内容)
喘息の治療に使う薬として吸入薬を2つもらいましたが、どう違うのですか?
(お答え)
主に発作時に使う吸入薬は、β2−刺激薬です。
気管支を広げて呼吸を楽にしますが、使いすぎるとかえって症状が悪化します。
1日に5回以下で、1回使用するごとに2時間程度の間隔をあけて使ってください。
万一、それでもおさまらない程発作がひどい場合は、一刻も早く医師に相談しましょう。
もう一方の吸入薬は、ステロイド薬です。炎症を起こして過敏になっている気管支を、正常な状態に近づける薬なので、発作が起こってない時も用います。
ステロイド薬は副作用があるので危険と思われていますが、吸入薬として肺へ局所的に使う場合には、副作用が出にくいので、きちんと使用して喘息をしっかり管理しましょう。

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