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桜井めぐり

      

16  浅茅が原に神集(かむつど)い 大田田根子(おおたたねこ)に祀(まつ)らせと
      神のみことを聞(
)こしめす 三輪のみ祖(おや)の若宮社 (三輪)

若宮社

17  神武天皇嬬問(つまど)いし 三諸の神の美(うま)し
      しげしき小屋よこのあたり 笹百合におう狭井の川(茅原)


18 清き流れに洗いてし 衣の袖は汚(けが)さじと
   檜原の谷に陰(
こも)りたる 玄賓僧都(げんぴんそうず)の庵(いお)のあと (茅原)


19  霞立つ春檜葉(ひのきば)を かざしに挿して行く檜原(ひばら
      笠縫の邑元伊勢の 豊鍬姫(
とよすきひめ)よ倭姫 (茅原)
檜原神社 檜原神社から二上山を望む 


20 被(おお)いし土の今はなく 大室現(おおむろあれし)れし狐塚(きつねづか)
     茅原(
ちはら)の里の石舞台 三輪の高市(たけち)のみ墓ぞと (茅原)


21 水面(みなも)に映す三輪の山 鳰鳥潜(におどりかずく)く井寺池
     夏草深し歌碑(
うたぶみ)に 万葉人の声を聞く (箸中)
井寺池に映る 三輪山 井寺池 遠くに箸墓古墳 筆者/川端康成   作者/倭建命


22 夜は神さま昼は人 大阪山の石を継ぎ
      築きし塚ぞ箸の墓 ここに眠れるモモソヒメ (箸中)
箸墓古墳 倭迹迹日百襲姫命大市として陵墓指定


23  ホケノ、石塚、勝山や 矢塚、東田(ひがいだ)、古墳群
     あやしき文(
あや)の弧文円(こもんえん) 纒向遺跡拡がれる (大田・東田)
東田(ひがいだ)古墳 勝山古墳 纒向石塚古墳

24  運河の往き来縦横に 卑弥呼の都ここと聞く
     大和は国のはじまりか 邪馬台国の夢浪漫(巻野内・穴師)


25  男綱女綱(おづなめづな)はスサノオと クシナダヒメの縁結び
      大西、江包(
えつみ)に伝わりし お綱まつりが春を呼ぶ (大西・江包)
桜井市 江包、素盞鳴神社と桜井市大西、市杵島神社で、毎年2月11日に行われる祭

26 弓月(ゆづき)が岳(たけ)や穴師山(あなしやま) 兵主(ひょうず)の神の坐()すところ
      山川の瀬の音高く 花橘の匂い立つ (穴師)

27  ヤマトタケルの望郷歌(しのびうた) 大和は国のまほろばと
      耐えし郷(
くに)ぞ纒向(まきむく)や 珠城(たまき)、日代(ひしろ)の宮の址(穴師)

28 相撲神社のカタヤケシ 垂仁帝のそのむかし
    野見宿祢(
のみのすくね)を呼び出だし 當麻(たいま)の蹴速(けはや)と闘わす(穴師)


29  三輪のお山を仰ぎ見て 額田の姫の詠し歌
     ゆかしくしのぶ碑(いしぶみ)を 口ずさみつつ辿(たど)りゆく(穴師)


30 引手の山や石上(いそのかみ) 布留過(ふるす)ぎ行けば青丹よし
     奈良の都へ通わせる 山の辺の道夢のみち
山の辺の道 道標  小林秀雄 書



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