携帯からこんにちわ
※PCがストライキを起こしていた間に携帯からブログにあげていたネタのログです。微妙にたまったのでログとして独立させてみました。
あくまでネタなので、小説の体裁をとっていません。
タカヤと同棲したい!(←同居じゃなくて。ここ元希さんてき重要ポイント)……と家で主張してみたところ、家事全駄目の弟の着地点を探していたお姉さまから悪魔の囁きならぬ入れ知恵が。曰く、「いきなり同棲だとタカヤくんも抵抗あるだろうから、取り敢えず同居にしてみたら」と。
しかしハルアベ同棲の最大の山場はタカヤを連れ込むことなので、どっちにしろハードルは高い。するとさらに悪魔の以下略。「じゃあお隣さんってことで攻めてみたら?」……それだ!
つー訳で、元希さんたら自分の収入と釣り合わないような安いマンションに部屋借りて、隣が空室なのもチェック済み。自分が角部屋にするかタカヤが角部屋にするかで(勝手に)悩むけど、「それでもアンタ有名人なんだから」と言う姉ちゃんの言を容れて、自分が角部屋で。
間取りは、……そーだなぁ、1DKくらいで。タカヤは大学生(という設定)なのでそんなもんです。この間取りにも元希さんの企みが潜んでたり。あと、ベランダの仕切りを勝手に取っ払って行き来できるようにしてあります。スリッパじゃなくてスノコで。
……で、間取りに潜む元希さんの企みとは、つまり居住空間のこと。独り暮らしのDKじゃ、男二人で飯は狭い。なので、どうしても飯はタカヤの部屋で食うことになります。すると部屋に食べ物の匂いがついちゃうので、タカヤはなんとなく元希さんの部屋で寝ることに。(その為に頻繁に焼肉をリクエストする)元希さんにしては知能犯な連れ込みです。
……続く?
(前回までのあらすじ。タカヤと同棲したいモトキさん、まずは隣人から、とタカヤのお隣さんに。1DKなので、食事はタカヤんちで寝るのはモトキさんちと分担してます)
さて、タカヤが学校から帰ってみると、居間(タカヤんち)にモトキさんと姉上と秋丸が。
正座させられてるモトキさんを見てタカヤ、「三者面談ですか」 しかしこの場合、保護者二人+モトキさんで、タカヤがゲットインしても保護者三人+モトキさん。なにこれ、え、イジメ?みたいな。
んで、どういう訳か酒盛りになだれ込みます(タカヤは幾つだ)が、当然のごとくタカヤんちです。実はこの頃には、タカヤの部屋のパイプベッドは折り畳まれて部屋の隅で、かわりにラグとローテーブルがデンと部屋の真ん中に。ちなみにベッドに敷いてた布団は押し入れで、普段使われてないことが如実にわかります。
(酒盛り割愛)
さて、夜も更けて、せっかく二部屋あるんだから泊まっていこうか、と言うことになったけど、ここで問題が発生。「ハルアベ&秋丸」と「姉上」で分けるか、「ハルアベ」と「秋丸&姉上」で分けるか。普通だったら男女で分けるけど、姉上と秋丸は是非ともタカヤにモトキさんを押し付けたいので、そのためには「ハルアベ」と「秋丸&姉上」な分け方も辞さない覚悟です。
ってゆーか、どういう状態で寝てるのか気になるので、ベランダから覗いちゃいます。ちなみにモトキさんに送るアドバイスは「酒が入ると人肌恋しくなるキャラでいけ」です。
しかしてその効果はというと、日常的に激しいスキンシップを受けているタカヤは、気にも留めません。残念!
……そんな訳で、姉上と秋丸が見る限り、二人は一緒に寝てると言ってもまるで雑魚寝の様相なのでした。
……続く?
(前回までのあらすじ。タカヤとモトキさんはお隣同士(モトキさんの策略)。そこに姉上と秋丸が遊びに来たよ!ついでに進展度をチェックだぜ、みたいな。でも、くっついて寝てても唯の雑魚寝にしか見えないよモトキのヘタレ!)
実はシャイボーイ(?)なモトキさん、時刻はも〜丑の刻!ぐらいに、行動を起こします。寝てるタカヤをちょっと抱き寄せてみたり、頬っぺたにちゅーしてみたり。頤から耳元にかけて撫でると、タカヤが「うぅん……」かとむずがるので、そのへんはちょっと自重です。そして一頻り堪能(?)したあとは、タカヤを起こさないように眠りにつきます。元々すっげぇ寝相悪かったのに、タカヤと一緒に寝るようになってかはらは劇的ビフォアアフターなモトキさんの寝相。愛は偉大です。
……で、ヘタレのモトキさんがスキンシップに満足して眠りについた頃、タカヤが目を開きます。ってお前、寝てたんじゃないのかよ!?
しかし、モトキさんは寝てるので、そんなツッコミはもちろん、タカヤが起きてたことすら知りません。
つーか、タカヤは起きてたってことは、モトキさんにギュってされたりナデナデされたりチュッチュチュッチュされたりしてたの、知ってるってことよね?狸寝入りしてたっつーことよね。
でも黙ってされるがままの(次の日も普通の態度)タカヤの心境や如何に!?
……続く?
(前回までのあらすじ。モトキさんとタカヤはお隣同士。諸々の事情から一緒に寝てる二人ですが、モトキさんはタカヤが寝てる間にこっそり過剰スキンシップ。……と思ったら、実はタカヤは起きていた!)
モトキさんがタカヤのこと愛しちゃってるのは、これはもう周知の事実です。タカヤ君の為には応援しない方がいいんだろうけど、安心して榛名を任せられるのはタカヤ君だけだから、(オレらの為にも)頑張れ榛名!……って感じです。(代表者:秋丸)
さて、そんな榛名の気持ちと周囲の思惑に全く気付かずに日々榛名の面倒をみてる、と思われてたタカヤ。彼は捕手として最大の武器であった頭脳をバッティングにも活かし、けっこうな出塁率を誇っていましたし、その頭脳を勉強にも活かし、高校三年間ガッツリ野球漬けだったにも関わらず、数学の成績は学年トップクラスでした。……というか、ぶっちゃけトップでした。ええ、現国の低空飛行っぷりがいっそ清々しいほどに。
なのに、どうしてかその頭脳を対人関係に活かせません。
三橋とは打ち解けるまでにかなりの時間を要し、バレンタインは貰う方じゃなくて寧ろあげる方?とか思ってて(確実にモトキさんのせい)本命チョコスルーだし、隣の席の可愛い子に話し掛けられたら「……数学教えてほしいのか?」です。まあ、早い話がニブチン。
んで、次の日のタカヤは、モトキさんを叩き起こすのも朝御飯も普通の顔だけど、行ってきますって家出て原チャに跨がって、最初の信号で停まった辺りで、昨晩のこと思い出して、うわーっ!ってなったり。メット被ってても、キャッチャーのプロテクターと違って面が無いから、あんまり表情隠せてません。うわー!うわー!って、床ゴロゴロ転げ回って叫びたいような気分で、はっきり言って挙動不審。「これって、モトキさんもオレが好きってことか?」
……“も”?
そうです。実はタカヤもモトキさんのこと愛しちゃってたりするのです。しかし、そんなことおくびにも出さないタカヤ。モトキさんとデキあがっちゃってる未来、というのをどうにも想像出来なくて……、と言うより、そもそも告る気がない。今のところ、日々モトキさんと過ごせる現状の方が大事なので。
でも、この状況って両想いだよね?タカヤは夜中にモトキさんがベタベタくっついてくるの知ってんだから、告ればいいじゃん。
つーかモトキさんも、同衾オッケーな時点で脈ありって気付けよ。急に泊まることになって布団足りないからってことなら雑魚寝で片付けられるけど、毎日となるとこれはもう、なんらかの理由がないと考えられないよ。ほら、モトキさんがシタゴコロ的アレでタカヤと一緒に寝てるみたいに、タカヤにもシタゴコロ的なものがあるんだよ!
……と、ここまで明白な状況なのに、くっついちゃわないのがヘタレとニブチンの所以です。えっ?これでくっつかないの!?
はてさて、モトキさんとタカヤは、無事に“ハルアベ”になることができるのか?
……続く?