Q:2人を端的に言い表してください。




A:西浦の場合

「えーと、恋は盲目?」
「ああ、阿部がな」
「合縁奇縁とかは?ほら、ある意味運命の出会いなんだし」
「執念岩をも通す、とか」
「妻の心夫知らず」
「……あの2人、未だに意思の疎通に苦しんでるもんね」
「取り敢えず、無事ゴールインした暁には結婚闘魂行進曲を歌ってやろうと思ってんだけどね」
「道はまだまだだな……」




A:桐青の場合

「夫婦円満」
「うん」
「姉さん女房」
「ずいぶんゴツい女房だよな」
「子は鎹……にはなってねーか、利央の場合」
「ちょっと、なに好き勝手言ってんスか」
「あ、和己と準太。……じゃあ、お前らはなんて言うんだよ?」
「おれは、そうだなぁ……"三歩下がって影踏まず"か?」
「絶対和さんの方がオレより前歩いてますよ!っつーか、三歩も離れてたら寂しいし!」
「はは、それもそうだな」
「まあ待て、お前ら。それより何よりぴったりのがあるだろう」
「ああ、あるな」
「アレしかないよね」
「……?」
「"夫婦漫才"」




A:戸田北の場合

「そもそもその設定が有り得ませんから」
「隆也、それ言ったらこの話始まんねえし」
「……そりゃそうですけど」
「オレは"亭主関白"だと思うな」
「えー、ちょっと違くねぇ?」
「"似たもの夫婦"は?」
「そーいう一面もあると思う」
「元希は自分でどう思ってんの?」
「"嫌よ嫌よも好きの内"?」
「うわ、最悪だよコイツ。隆也、こんなヤツ見限って良いからな」
「やっぱオレらからすると、娘を嫁に出した気分っつーか……」
「なんすか、それ……」




A:ハルアベの場合

「タカヤくん、その設定自体が有り得ない、とか言わないでよ」
「分かってます」
「あそこで惰眠をむさぼってるお馬鹿な大型犬は放っといていいからね」
「もちろん」
「……で、どう思ってるの?」
「"悪縁契り深し"」
「やっぱ腐れ縁なんだ……」
「秋丸さんはどう思ってるんですか?」
「なんだろ、"割れ鍋に綴じ蓋"かなぁ」
「んん……」
「あれ、榛名起きるの?」
「寝返りうっただけでしょ」
「あ、ホントだ、起きないね」
「秋丸さん、一つ思いつきました」
「なに?」
「"亭主元気で留守がいい"」
「なるほど!……ところで、アレが亭主なのは認めるんだ?」
「まあ、一緒に住んでたら言い訳出来ませんしね」










Q:今日は何の日ですか?

A:11月22日は「いい夫婦」の日です。