◆『小学生の作文』◆ 第610号

※学年はあえて記載しておりません。あらかじめご了承ください。
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  「年上に敬語」 S.T
          (もしも作文〜敬語を使うことが義務になった〜)

 参議院の本会議で、『年上に敬語法律』という法律が、可決され
た。意味は、年上を敬い、敬語を使おう、というものだ。
 そして、その生活が始まった。
 国語の授業は、敬語が全ぱんだった。会社なども、年上を敬った。
一才年上でも、けんじょう語を使わなければならないそう。
 それで、多数のたいほ者が出て、日本は大混乱におちいってしま
った。
 やっぱり法律は、慎重に決めないとならない。


  「子ネコのお金恩返し」 R.N
                (昔話改造作文〜ツルの恩返し〜)

 真夜中・・・・ある大きな大きな木があった。その木の一番上から、
「ミャー、ミャー」
と、ネコの鳴く声がした。ある男性がそれに気づき、その大きな木
を見上げた。 
 動物が好きだった男性は、助けようとした。上っていくと、とっ
ても可愛らしいネコがいた。その男性に、すごくなついたみたいだ。
空耳かと思ったが、
「恩返しいたします」
と聞こえた。
 家に帰り、二週間後・・・・。十七才ほどの女の子が、家に来た。
「この間は・・・・」
と、何を言っているのかわからなかったが、
「家に入ってもいいですか。何かお礼をしたい」
と言った。だから、家に入れた。
 そして、何日かたつと、またその子が来て、
「泊まってもいいですか」
と聞いてきた。思わず返事をしてしまった。
 そして、また一週間後、起きたまま、出てこない。戸を開けてみ
たら、たくさんの金や銀、銅があった。あの子は、いなくなってい
た。机の上には、手紙。
『お約束通り・・・・』
と。


  「キリンが学ぶこと」(キリン・林・ピザ を使った創作) M.T

 あるところに、キリンがいました。そのキリンは林の中に住んで
いて、いつもゴミ箱で食べ物をあさっていました。
 そんなキリンのもとで、奇跡が起きました。
『あなたを招待いたしますぞ。ピザもあるので、どうぞ足をはこん
でくださいぞよ』
という招待状が来ました。
(なんのパーティかは書いてないが、ピザが出るとは、なんたるこ
っちゃら!)
 そう思ったキリンは、早速、会場へ向かいました。
 キリンは今日、いろいろなことを学びました。ピザのおいしさ。
そして、友達のいることの大切さを。

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