◆『小学生の作文』◆　第603号

※学年はあえて記載しておりません。あらかじめご了承ください。
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　　「クモの大変さ」（なりきり作文〜クモになった〜）　K.U

「うっわー、クモだー。きもすぎ・・・・」
　私はクモが大っ嫌い。クモなんかいなくなったらいい、と心で思
っていると・・・・。
「おまえ、今、クモがいなくなったらいいって思っただろ」
　突然、クモがしゃべり始めた。
「俺もけっこう大変なんだぜ。クモの巣張って、食べたくもない虫
食べて。俺だって、もっと高級な生活したいぜ・・・・」
と、苦労を話し始めた。
「私だって、毎日大変よ！　クモなんかよりもっと大変！」
　するとクモが、
「じゃあ、クモの大変さを味わせてやるよ！」
　そう言うと、私の体がクモになっていた。毛が生えていて、足が
八本で、世界が大きい。
「私、これからどうしたらいいんだろう・・・・」
　私は、早速クモの巣を張ることにした。涼しそうな場所を探して、
クモの巣を張る。そしたら、きれいに巣を張ることが出来ない。な
かなか難しい。やっと張れたと思ったら、今度はお腹が空いてきた。
と思ったら、張ったばかりの巣に、虫がかかった。
「あー！　ちょっと何してんのよ、あんた！　張ったばかりの巣に
〜！」
「すいません・・・・。食べるなら食べてください・・・・。ごめんなさい」
　あっ、そういえば、私、お腹空いてたんだ・・・・。
「でも・・・・。あんたを食べるなんて、できない・・・・」
「そう言わずに・・・・」
　私はしぶしぶ食べた。虫を殺してしまった。私は泣いた。泣きま
くった。
　そしたら、クモから元の姿にもどった。
「俺の大変さがわかったろ」
「うん・・・・」
　クモはとても大変だ。みなさん、クモを見たら、「大変ですね」
と言ってみましょう。


　　「キャンプ」　K.N
（口内炎・ボクシング・キャンプ　を使った創作）

　今日から、家族でキャンプに行くことにした。そして、キャンプ
に行ってボクシングをしていると、くちびるの裏をかんでしまって、
口内炎になってしまった。
　口内炎は意外といたかったので、びっくりした。でも、ボクシン
グの練習は楽しかったので、ボクシングの練習はずっと続けていた。
　そして、三日でキャンプが終わった。とても楽しかった。


　　「すごいクマ」（詩〜うくすつぬふむゆるう〜）　S.K

　美しい
　クマさん
　すくすく育ってるね
　積み木が積めるんだね
　ぬるぬるしているところも歩けるんだね
　ふわふわして気持ちいいね
　むくむくしてる
　雪の中でも寒くない
　ルンルンルンルン
　美しい


　　「気持ち悪い」（なりきり作文〜クモになった〜）　K.T

　ある日、昼ご飯を食べていると、ご飯がすごく大きくなって、キ
ッチンも大きくなった。
　窓から子どもを見てみると、子どもも大きくなっていた。そして、
たまたま鏡の前を通ると、自分の体がクモの姿になっていた。
「えー、なんでクモになってるの」
　そして、少しお腹が減ったから、ご飯を食べようとすると、食べ
られなかった。クモの食べる物は何か、図かんで調べると、『虫の
体液を吸う』と書いていた。
　外に行き、虫の死がいのありそうなところで、虫の体液を吸った。
「うえ、気持ちわるー」

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