◆『小学生の作文』◆ 第601号

※学年はあえて記載しておりません。あらかじめご了承ください。
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  「お弁当を作るのがいや!」 M.K
        (もしも作文〜毎日自分でお弁当を作らなければならなくなった〜)

 ある日、学校に行くと、先生が、
「明日から自分でお弁当を作りなさい」
と言われた。私は料理が好きなので、うれしかった。
 そして次の日、私はいつもより早く起きた。そして、お弁当を作
った。好きな物ばかり入れた。
 お弁当を食べる時間になった。お弁当は、とてもおいしかった。
次の日も、同じおかずにした。その次の日もその次の日も、同じお
かずにした。
 でも、同じのばっかりにするとあきてきたので、何を作ろうか考
えた。そのせいでそんなにねられず、朝起きれなかった。私は、朝
ごはんを持っていった。
 もう最近起きれないし、めんどくさくなってきた。もうとてもい
やになった。
(でも、お母さんは兄の弁当を毎日作っているのが、すごい)
と思った。
 次の日、学校へ行くと、「明日からもう給食にもどる」と言われ
た。私はとてもうれしかった。最初お弁当を作るのがうれしいとい
うのが、ありえなかった。


  「なぜ、自分が消しゴムになったのか、気付かないのだ」 Y.M
                        (なりきり作文〜消しゴムになった〜)

 ある日、目を覚ましたら、ぼくはベッドじゃなく、筆箱の中にい
た。ぼくは、すごくあわてていた。ぼくは筆箱の中にいて、筆箱か
ら出ようとしても、体が動かないからだ。
 ぼくは、右を見た。もちろん、エンピツがあった。けど、エンピ
ツをよく見たら、なんと、エンピツに顔があったのだ。ぼくはびっ
くりした。ぼくが筆箱の中にいることも、体が動かないのも、とな
りに顔のついたエンピツがあるのも。
 しかしぼくは、異変に気付いた。なぜなら、消しゴムが無いから
だ。すると、エンピツにこう言われた。
「消しゴムさん、なにをそんなにあわてているのですか」
と。そう、ぼくは、消しゴムになっていた。
 そこから人生、消しゴムでくらすようになってしまいました。


  「うそ」(詩〜うそ〜) R.N

 ぼくは
 うそをついた
 悪いうそ
 こわいうそ
 かばううそ
 やさしいうそ
 いろいろ
 うそをついたけど
 やっぱり
 うそはつきたくない


  「ずーっと牢屋!」(物語の続き作文〜一寸法師〜) S.N

 一寸法師は、打ち出の小づちがあるかぎりダラダラしているから、
お姫さまが打ち出の小づちを、一寸法師から取り上げました。
 ですが・・・・。打ち出の小づちを取り上げたら、一寸法師がうるさ
いので、離婚しました。
 数日後・・・・。鬼が復活して、一寸法師のところへやってきました。
でも、一寸法師はなまけているし、太っているから動けないので、
鬼に引きずられながらお城の牢屋に入れられ、ずーっとずーっと牢
屋で過ごしました。

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